PC版Alan Wake プレイ

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PC・Xbox360用に発売予定だったのに、マイクロソフトが「Alan Wakeはソファに座りながら大きなテレビでやるのが望ましい(キリッ」とか言っちゃったせいでPC版は見送られていた作品。
Xbox360キラータイトルにする予定だったんだろうが、開発期間5年という割には100万本の売り上げで期待通りのセールスとはならなかったようで、開発元自身がPC版をリリースする形となった。
Xbox360版で配信されたDLC2本は最初から収録済み。
日本語字幕・日本語音声というパッケージではないSteam配信では珍しい公式日本語版。翻訳や声優のクオリティも高い。
ストーリーは、売れっ子小説家だったアラン・ウェイクがスランプに陥り、気分転換の為に妻と共にある田舎を訪れるが、妻が突然失踪、アランは暗闇の中一人で捜し歩くが、不気味な影に覆われて正気を失った人々に襲われていく。道中、自身が書いた小説の切れ端を見つけていくが、その小説の内容はこれから自身に降りかかっていく出来事だった・・・、というお話。
敵となった人々は黒い影に覆われており、この影を取り払わないと銃による攻撃が全く食らわない。懐中電灯やその他照明を当てて影を追い払い、影が無い状態で攻撃していくという戦闘スタイル。
デフォルトのマウス感度がアナログスティックのような操作感でややよろしくないのと、FOVが狭いのが難点(オプションから変更可能だけど)で戦闘自体にはそこまで面白味は無いかもしれないが、雰囲気は非常にいいゲームで、暗闇の中を懐中電灯片手にさ迷い歩いていくアランの姿、突如降りかかってくる不可思議な現象は、海外テレビドラマを見ているかのような出来栄え。


Xbox360版に比べてグラフィックも強化されており、ボヤけていた画像がかなりクッキリハッキリと表示される。
GeForce 9800GTでは解像度1280×720、アンチエイリアス4X、その他すべて最高設定でようやく30FPSと言った感じだが、Xbox360版は解像度が最大1280×720だが負荷によって960×540に下がるシステムになっていて、PC版でいう画質設定も低か中の項目相当なので、これでもXbox360版に比べれば綺麗である。
ただ、PC版用に一部テクスチャを高解像度なものに変更したとの事だが、全体的に見ると結構荒いテクスチャが多くて恩恵が感じられないのが残念。


Alan Wake Xbox 360 プラチナコレクション

Alan Wake Xbox 360 プラチナコレクション