中学生・高校生のリアル

Togetter
これは今の中高生だけじゃなく、昔からそうだし、グループ社会全体で言えることだけど、

小説を読むくらいなら映画を見る。映画をたくさん見てる人はオシャレ。ただし、「**見たんだ」「へぇ〜」くらいで終わって、人の趣味に深入りしない。もちろん見る映画は有名な劇場映画(GANTZとか)で人が知らないような作品は見ない。

読書は内容よりも「これを読んだら人からどう思われるか」を意識してセレクトする。ファッションとしての読書。西尾の化物語は言葉遊びがオシャレと思われている。刀語よりもまともに青春しているため化物語の方が評価が高い。ひぐらしも「グロくてオシャレ」として一部では許容される。

エロの許容範囲は、事前事後を匂わせる程度まで。喘ぎ声とか生々しいのが入るとアウト(39条ちゃんのクジラとのセックスシーンもアウトらしい)。グロは男は首ちょんぱくらい平気。結構どこまでもいけるのでは? 女は全然ダメな子とガンガンいける子で極端に分かれる。

人間の負の部分をオシャレに書いた作品がもてはやされる。ペルソナ4が最も適切な成功例。めだかボックスもマイナスが出てきてからは評価されている。「バッドエンドはオシャレ」という感覚もあるらしい。アニメ版スクールデイズはミドルオタクまで許容している。

こんなもんで面白い作品なんか読めるわけないわ。
人間の負の部分は暗く、矛盾を抱え、理性のない暴力的な物だし、「バットエンド」がオサレとか、意味や教訓を残してこそ「バットエンド」は価値が生まれるものなのに。
まあ作品を楽しむんじゃなくて、グループでの話題作りの為だけに見たり聞いたりしてるだけだから仕方ないのかもしれないけど。
このマーケティングを元に「他人が面白いと思うこと」を作りたいとは思わんなぁ。