海賊となり大航海に繰り出すオンラインアクションアドベンチャー「Sea of Thieves」が日本語字幕対応アップデートを配信

海賊となり財宝探しや他の海賊の船を襲いお宝を盗むといった冒険を繰り広げる最大4人まで協力プレイが可能なオンラインアクションアドベンチャーゲーム「Sea of Thieves」が2月19日のアップデートで待望の日本語UI/日本語字幕への対応がなされた。

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Xbox / PC (Windows ストア / Steam)全機種で対応しているようで、自分もSteam版においてもゲームのプロパティで言語が日本語に設定されていれば日本語化することを確認。

簡単なチュートリアルや指示はともかくとして、一部ミッションにおいて謎解き要素があり母国語以外では分かりにくかったというプレイヤーもいたかと思うので、大変うれしいアップデートであろう。

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Steam版「ぎゃる☆がん りたーんず」が配信開始。4K・60fps表示対応の初代「ぎゃるがん」が楽しめる

2011年にXbox 360版、2012年にPS3版が発売された眼(ガン)シューティングゲームぎゃる☆がん」を現行プラットフォームでリマスターした「ぎゃる☆がん りたーんず」のSteam版が2月12日より配信が開始された。もちろん日本語音声・日本語字幕対応。定価は6,380円となっており、発売から2月20日までの一週間限定で10%オフの5,742円。

このリマスター版は「ドキドキカーニバル」「スコアアタック」「更衣室」という新モードと新キャラクターの追加、一部グラフィックの強化、後述の規制が緩和されたPS3版をベースに、タイアップ物を除くDLCが最初から収録、新規イベントイラスト、解像度の向上が施されたものとなっている。

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ドジな見習い天使「ぱたこ」が主人公「茂手杉 天造(もてすぎ てんぞう)」に恋の矢を撃ちすぎてしまい、天造は一日限定でモテ男になってしまうがその日のうちに恋が実らないと一生誰からも好かれない状態となってしまう。恋の矢の効果で天造に迫ってくる女の子たちを眼(ガン)力で昇天させながら、4人いるヒロインのうち1人に愛の告白を行うというレールシューターゲーム。

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昨今何かと五月蠅いご時世となり、このゲームが発売された当初でもXbox 360版ではカメラアングルやUIに変更がなされ女の子のパンツが見れなくという改善ならぬ劣化アップデートが配信されたり、このリマスター版についても本来であればSwitch /Xbox One/PCの三ハードでのリリースを予定されていたものの、全プラットフォームで一貫したのプレイ体験を確保できないということでXbox One版だけ急遽発売中止になったという経歴があり、Steam版は無事リリースされたとはいえ日本人口の半数近くの方が心配で夜も眠れない日々を過ごされたと思うが、女の子を昇天させた時にスカートが舞ったり、とあるイベントでパンツが丸見えの状態になったりとゲームをやれば百発百中パンツァー砲が発射される。

うおおおおおおおおおおおおーーーっっっぱんつみせろやーーーーーーーぁぁぁ!!!

ダブルピースを決めたり、制服そのものを脱がしたり、VRで女の子が間近に迫ってくるといったその後のシリーズ作品に比べるとパンツいやパンチに欠けるが、当時のプレイ体験をそのまま再現できたことは大変喜ばしい。

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先週開催されていたSteamゲームフェスティバルでは期間限定体験版が配信されており、その時のバージョンでは1080p・30fps上限という残念な仕様で規制以外にPC版の最適化も不安要素ではあったが、製品版では4K表示対応・60fps化(ただしシューティング・ドキドキパートのみで会話シーンや一部イベントは30fpsのまま)が施されており、この点についても心配ご無用。

先に発売されたSwitch版ではロード時間の長さが短所だったが、もちろんPC版ではロード時間も数秒で終わるほど短く快適なゲームプレイとなっている。

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Steamで旧正月セールがスタート。「The Witcher 3」「リトルナイトメア」「ARK」が80%オフなど

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中華圏における旧暦の正月の期間「旧正月」を祝って、PCゲーム販売サイトSteamにおいて大規模セールが2月12日午前3時から2月16日午前3時までの期間開催されている。

Steam ストアページ - 旧正月セール 

何千タイトルにも及ぶゲームがセール対象となっているが一例として、実写ドラマ化もなされたオープンワールドアクションRPG「The Witcher 3」の全DLC込のエディションが80%オフの1,320円、先日には続編も発売が開始された少女を操作し謎を解き巨大船舶から脱出を図るアドベンチャーゲーム「リトルナイトメア」が80%オフの484円、恐竜などが生息する謎の島を舞台にサバイバル・拠点クラフトを行っている「ARK: Survival Evolved」が80%オフの1,030円、リメイク版も発表された「月姫」を原作とする対戦格闘ゲームMelty Blood Actress Again Current Code」(メルブラ)が85%オフの372円、敵を倒し入手した銃で更に強くなっていくハック&スラッシュの要素とFPSが融合したボーダーランズシリーズ最新作Borderlands 3」が67%オフの2,633円、台湾の台北市西門町と異界「酉閃町」を行き来し厄禍と呼ばれる敵を倒していく無双系アクションゲーム「Dusk Diver 酉閃町」が70%オフの1,170円、海面上昇によって陸地の大半が水没した近未来である青年とアンドロイドの少女の交流を描くフロントウイング開発のノベル「ATRI -My Dear Moments-」が20%オフの1,760円、ある事件がきっかけで時を巻き戻す能力を得た女子学生の青春を描くアドベンチャー「Life is Strange」の全5エピソードパックが80%オフの403円(エピソード1のみ無料プレイ可能。日本語化は無料DLCを登録)、疫病が蔓延る14世紀のフランスを舞台に画面を埋め尽くす程の大量のネズミを火や光で追い払い逃げ延びる姉と妹の冒険を描くアクション・アドベンチャー「A Plague Tale: Innocence」が70%オフの1,644円、実装されていないはずの機能が実装されていることで話題を呼んだサバイバルアクション「クラフトピア」が20%オフの2,056円など。

この他にもストアページではジャンル分けでセール対象となっているタイトルを閲覧することが可能なので、 掘り出し物や予期せぬゲームとの出会いがないか探してみよう。

Xbox / MSストア独占だったオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 4」がSteamで3月10日配信予定

Forza Motorsport」シリーズのスピンオフにあたるオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon」シリーズの4作目「Forza Horizon 4」(FH4)がPCゲーム配信サイトSteamにて3月10日より配信が開始される。日本語字幕対応。音声にもチェックが入っているが既に発売されているXbox /Microsoft(Windows 10)ストア版は英語音声のみだったので表記ミスと思われる。

今までXbox /MSストア独占配信となっていたタイトルだったが、Steamでの配信によってMSストアやUWPアプリの仕様が原因の動作の不安定さというネガティブな要素が緩和されることが期待でき、それを理由にPC版を遊ぶのを躊躇していた人には喜ばしいことだろう。なお、PC版はXbox版とは違い無料アカウントでもマルチプレイは可能だがSteamにおいてもXbox Liveアカウント必須、OSもWindows 10以降にのみしか対応しておらずXbox Liveアカウントを作りたくない / Windows 7だからという理由で遊ばなかった人は注意。マルチプレイXbox / MSストア版とのクロスプレイ対応

リアルシム寄りの挙動でサーキットでのレースが主立った「Forza Motorsport」シリーズとは違い、「Forza Horizon」シリーズはアーケードレースの挙動で一般車両も走る公道や悪路でのレースゲームで、レースイベントに参加していない時はマップ上を自由に走行することが出来る。

FH4発売当初から現在までに追加された車両も含めて600台以上もの実在車を運転することが可能で、イギリスのスコットランド北部からイングランド北西部の大地を縦横無尽に駆け巡る。

FHシリーズの新しい要素として、イベントをこなしていくと夏・秋・冬・夏と四季が変化していくシステムが導入されており、風景はもちろんのこと湖の水面が凍って走行できなかった場所までいけるようになったりといった走行可能なマップも変わっていくこととなる。

世に出ることのなかった幻のXbox 360版「ゴールデンアイ 007」のフルプレイ動画が公開される

NINTENDO 64FPSとしてレア社が開発し任天堂より1997年に発売された「ゴールデンアイ 007

1995年に公開された同名映画を題材としたFPSゲームで、当時のFPSとしては珍しかったミッション遂行型のゲーム進行・部位によるダメージ変化・被ダメージ時のみ表示する洗練されたUIといったその後のFPSに多大な影響を与えた画期的なシステムが導入されておりゲーム史に名を残す名作ではあったが、開発元のレア社マイクロソフトに買収、原作権利や俳優の肖像権、007のゲーム化権利そのものが他社に移っていたりと複雑な事情が絡み合い、Nintendo Wiiバーチャルコンソール配信やXBLA(マイクロソフト Xbox 360の小規模なDLゲーム)でのHDリマスター版配信が噂されてきたがいずれも実現することはなかった。

だが、公にはゲーム映像が無かったために噂止まりであった、Xbox 360で配信予定だったHDリマスター版のプレイ動画が2014年・2016年・2019年にそれぞれ流出し、一部テクスチャ抜けがあるもののかなり完成した形で存在していたことが世に知られることとなる。

2016年に流出した開発版のプレイ動画 

 

そして今回、Youtubeなどでゴールデンアイや精神的続編であるパーフェクトダークなどの配信を行っている配信者Graslu00が、隠しステージのアステカとエジプトを含む全シングルプレイミッションと追加されたマルチプレイ用マップ「ダム」「巡洋艦」「駅」での対戦映像を記録したXbox 360ゴールデンアイ 007の動画を、今年1月30日に自身のYoutubeチャンネルに公開。

過去に公開されてきた動画では中盤ミッションのプレイ映像は収録されてこなかったが、今回公開された動画ではゲームの進行が止まることなく最初から最後まで完全にプレイ可能な状態だったこと、HDリマスター版にて追加されたオリジナルにはなかった3つのマルチプレイ用マップでの対戦風景がはっきりと確認できる初の動画となる。

入手先については公表できない、自分にできることは映像を公開することのみでゲームデータを配布することはできない(が、何らかの形で他の人も将来入手できる可能性があることを示唆2021年2月3日にゲームデータが流出。Xbox 360エミュレーター及びXbox 360開発機で実際に動作可能)、任天堂が拒否したためにリマスター版が発売されなかったという噂を否定し権利者側の問題と明かされており、疑問点も尽きないが単純に思うことはこれが公式に発売されなかったのは悔やまれるという一点のみ。

Steam版「龍が如く 3・4・5 リマスター」が配信開始。海外タイトルだが日本語対応、龍が如く旧作シリーズが4K解像度・60fpsで楽しめる。

2009年に発売された「龍が如く3」、2010年に発売された「龍が如く4 伝説を継ぐもの」、2012年に発売された「龍が如く5 夢、叶えし者

PlayStation 3向けに発売されたこの龍が如くシリーズ3作品を高解像度・60fps化したリマスターのPC版がWindows 10(Microsoft ストア)では昨日より、Steamでは今日より配信が開始された。

Steamでの定価は各タイトル全て2,180円となっており、3作品すべてを収録したバンドル版は個別に買うよりも約33%ほど安くなる4,383円。北米価格も同$19.99、$40.17なのでおま値じゃない。どうしちゃったの?セガ

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海外タイトルの「Yakuza」表記、おま値じゃないということで日本語対応がなされていないかと心配になる方も多いと思うが、日本語字幕 & 日本語音声にも公式で対応。またまた、どうしちゃったの?セガ

 

このPC版のベースとなっているのはPS4への移植となったリマスターで、ゲーム内容はPS3版の同じなものの、高解像度化や60fpsへの対応、一部の版権物の権利消失によるコンテンツの変更、とある実在俳優をモチーフにしたキャラクターの容姿を変更、とあるミニゲームやサブストーリーの削除がなされたバージョンとなる。

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720pだったPS3版とは違い、PC版では4K解像度にも対応しておりFXAAアンチエイリアスやSSAOの適用などのグラフィック品質の向上が図られているが、モデル・テクスチャ・ライティング・モーションに関してはオリジナルと全く差異はないのでPS3中期のゲームという印象は変わらず、これらのリマスターよりも先にPC版が発売された「龍が如く0」や「龍が如く 極」に比べて見劣りするのは否めない。

また、0・極・極2が無制限フレームレートへの対応もなされていたが、リマスターシリーズはフレームレート上限が60fpsとなっている。

Steam版「ライザのアトリエ2」が配信開始。グラフィック設定はゲーム中のメニューから(1月28日のアップデートでタイトルから変更可能に)

※追記:1月28日のアップデートでタイトル画面の「System Settings」にグラフィック設定の項目が追加される

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以下は配信当日の記事

 

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アトリエシリーズ最新作にしてシリーズでは主人公続投が初となる「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」

Steam(PC)版は1月26日より配信が開始されたが、自分が最初に起動した際やこのblogのアクセス履歴から判断するとかなりのプレイヤーが「グラフィック設定の場所が分からない」「フルスクリーン表示はどうやるのか」と躓いた人が結構いそうなので変更方法を書いておくと、一度「New Game」でゲームを開始してライザが操作可能になったら、ゲーム中にキーボードのESCキーを押してメニューを出しその中の「グラフィック設定」を開くという手順だ。タイトルメニューの設定にはグラフィックの項目は一切なく、今後のアップデートで追加予定とのことなので注意。

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なお、自分の環境は普段NVIDIA DSRを使用して1080pディスプレイで疑似4K表示を行っており、「ライザのアトリエ2」のゲーム内のグラフィック設定では1080p以上は設定できなかったが、グラフィック設定のファイルを直接書き換えれば4K表示になることが確認できた。

グラフィック設定ファイルの場所はWindowsのユーザードキュメントにある\Documents\KoeiTecmo\Atelier Ryza 2フォルダを開き、Setting.iniファイルをテキストエディタで開いて、ScreenWidthの値を3840、ScreenHeightの値を2160に変更すれば4K表示となる。

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ただ、4K表示だとジャギーは減り3D表示自体はシャープになったが、2DのUI表示がボヤけてしまう問題も発生。ネイティブ4Kディスプレイ使用時にゲーム内から直接4K解像度に変更できるか、UIはボヤけないか確認できる人がいたら教えて下さい。

※追記:コメント欄の情報によるとネイティブ4Kディスプレイでも1440p解像度が上限とのこと。グラフィック設定とともに4K正式対応も望みたい。