シリーズ最多66名のキャラクター数を誇る2D格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH」(以下KOF2002UM)のSteam版において、入力予測に基づいて入力内容を送信し遅延が無いかのように見せかけるロールバック方式のネットコードを実装するベータテストが日本時10月2日午前2時から10月16日午前2時までの期間にて開催することが告知されている。
Steam版KOF2002UMを所有しているユーザーはゲームライブラリ一覧から「THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH」を右クリックし「プロパティ」→「ベータ」タブ内で(おそらくベータテスト開始以降に)ベータアクセスコードの項目に「64-bit trial」と入力することで、参加希望のベータの項目にベータ版が追加されるはず。
マッチングはベータ版同士のユーザーでしか行われないとのことなので注意。
Steam版KOF2002UM移植元Code Mystics社によるロールバック方式ネットコードの解説動画(英語)
セガが1995年にセガサターン用ソフトとして発売した360度3Dシューティング「パンツァードラグーン」のリメイク「パンツァードラグーン リメイク」PC版がSteam・GOGで9月26日よりリリースが開始された。Steamでの定価は2,570円、発売一週間の期間限定セールで10月3日まで2,313円となっている。
日本語字幕にも対応。デフォルトだと英語設定になっているのでメインメニューで「OPTIONS」を選択し「LANGUAGE SELECTION」から中央の「日本語」を選択すれば日本語表記となる。
旧文明が作り出した「攻性生物」と呼ばれる生物兵器によって人々の生活が脅かされている時代、旧文明の遺跡に迷い込んだ主人公の少年がそこで出会ったドラゴンにまたがり、神秘的な建造物や自然が広がる世界を飛び旧文明のテクノロジーを駆使する帝國と戦いを繰り広げていく。
Nintendo Switch版は4月2日に配信されていたが、今回のPC版はもちろんPC版ならではの要素として高画質化が施されており、1080pだったSwitch版とは違い4K解像度・60fpsの滑らかな映像でゲームが楽しめる。
元々がSwitch用のタイトル、かつグラフィックAPIもDirectX9相当までしか使っていないようでPS3・Xbox 360用タイトルを高画質化だけの印象もあるがその分動作は軽く、GeForce GTX 1070で4K解像度・最高設定・レンダリングスケールを1.3～1.5倍程度にしても常時60fpsを維持できることを確認。
PC版がどのような動きをするか確認しておきたい人のために、4K。最高設定・レンダリングスケールは1.15倍時のエピソード1のプレイ動画を上げておく。
ウイルスにより狂暴化した感染者を倒しながら安全な場所へと脱出を試みる4人CoopサバイバルFPS「Left 4 Dead 2」(L4D2)のSteam版に、無償で新コンテンツを追加する「The Last Stand」アップデートの配信が開始された。
これはコミュニティが製作したコンテンツを追加するもので、初代Left 4 Dead向けに配信されていた同名キャンペーン・サバイバルマップ「The Last Stand」をL4D2に移植しただけでなく、アニメーションの作り直し、PvPモードのバランス調整、未使用だった生存者のボイスを再利用、スコップとピッチフォークといった二種類の近接武器の追加、30個に及ぶ実績の追加、その他バグフィックスといったものまで網羅されており、大型アップデートと言っていい内容となっている。
発売から11年、L4D2の衰えることのない人気の高さ、そしてValveが3を数えられない伝説はまだまだ続く・・・
また、このアップデートに合わせてSteamでは3日間限定の無料プレイと、9月29日まで80%オフとなる202円でのセールも実施中。
無料プレイで遊ぶ場合はSteamにログインしてLeft 4 Dead 2のSteamストアページを開き、「Left 4 Dead 2 をプレイ」の項目にある「ゲームをプレイ」ボタンを押せばインストールが開始される。
FPS「Halo」シリーズのリマスター移植コレクション「Halo: The Master Chief Collection」(HALO:TMCC)のPC版向けに、シリーズ3作目「Halo 3」の番外編にあたり2009年にXbox 360用タイトルとして発売された「Halo 3: ODST」の配信が開始された。
PC版の特徴として、4K解像度・キーボード＆マウスへの対応といった基本的なものへの対応がなされている。Xbox実績にも対応しており、Xbox One版HALO:TMCCと共通実績だが、マルチプレイのクロスプレイ対戦&協力プレイはできないので注意。
日本語字幕・日本語音声ともに対応しているが、今まで順次配信されてきたシリーズ作品と同様に、ゲームデータと日本語データを個別にダウンロードしておかないと起動しないので注意。
Steamライブラリ一覧から「Halo: The Master Chief Collection」を右クリックし「プロパティ」→「DLC」タブを開くか、ライブラリでゲームをクリックしてSteamクライアントの右メニューを少しスクロールすると出てくるDLC一覧から「Halo3: ODST」と「MCC - ODST: Extended Language Pack」の両方にチェックを入れて必要なデータをダウンロードしておこう。
西暦2552年、エイリアン種族の軍事同盟コヴナントがアフリカのニュー・モンバサへと侵攻を開始する。地球軍UNSCは敵艦への攻撃の為に特殊部隊ODSTに対してニュー・モンバサへの降下を命令するが降下コースが逸れて部隊の隊員たちは離れ離れとなってしまう。プレイヤーはODSTの新人ルーキーとなり人影はなくコヴナント軍が徘徊する都市を歩きながら仲間たちの足取りを追い、そして何故コヴナント達がこの地を侵攻してきているのかを知るといったストーリー。
元々Halo 3の拡張パックという位置づけで、マルチプレイへのコンテンツ追加が表立った内容となっており、スタンドアロンのシングルキャンペーンモードも用意されていたものの、オマケの域は超えていない印象。ボリューム的にも５時間程度でクリアできてしまい物足りなさがある。
ただサントラとゲーム中の雰囲気だけは本当によくて、小雨が降る中、誰もいなくなった荒れ果てた街を彷徨うのが何とも言えない哀愁感が溢れてくる。
「ダブルドラゴン」「ファイナルファイト」といった90年アーケードゲーム風のベルトアクションゲーム「Fight'N Rage」のSteam版が日本PS4/Nintendo Switch版発売に合わせて9月10日に日本語化対応アップデートが配信された。
日本語にするにはメインメニューの「Language」もしくは「Settings→Change Language」から「Japanese」を選択することで字幕が日本語表記となる。
獣人のミュータントが世界を支配した近未来を舞台に、マーシャルアーツを駆使するおっぱいお姉ちゃんなスピード型のギャル、獣人ではあるものの人類との共存を望むパワー型のリカルド、忍者で万能型のF.ノリスの3人を操作して、ミュータントたちに立ち向かっていく。
横スクロールのステージを進み次々に現れる敵を蹴散らしていくオーソドックスなベルトアクションゲームで、操作も移動・攻撃・ジャンプ・必殺技といたって単純。
敵に攻撃がヒットしたらそのまま攻撃ボタンを連打するだけで自動的にコンボも繋がるが、敵に囲まれた場合やコンボが途切れる時にゲージを消費して繰り出す必殺技(ゲージが無い場合は体力を代わりに消費)を繰り出すことでよりうまく敵を倒していくことが出来る。
またステージには分岐ポイントがあり再プレイ時には別のルートを進んだり、スコアに応じてコインが貰えこのコインを消費することで新たな要素をアンロックできるなど、リプレイ要素も用意されている。
簡単操作で大量に現れる敵をまとめて蹴散らしていく爽快感あり、そしてプレイヤーキャラであるギャルのおっぱいゆさゆさを堪能できるゲームとなっている。
2020年6月14日にSteam版が発売となったアトラスのJRPG「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」
大人気RPGのPC移植となり全体的には最適化は良好でSteamレビューでも「圧倒的に好評」となっていたが、一部の環境でバグが発生することも報告されており、バグ修正を行うベータパッチが3度に分けて配布されていたものの、公式にはアップデートが配信されてこない状態が二か月以上経過していたが、9月2日の今日これまでのベータパッチテストで報告されていたバグを修正するVer1.1アップデートの配信が開始された。公式なアップデートとなるので、従来のベータパッチとは違い手動でベータ版参加パスワードなどを入力する必要はなく、ゲームを起動すれば自動的にアップデートが適用される。
ムービーシーンでのカクツキ、Windows 10のスケーリング設定が適用されてしまう問題、一部のシーンや特定イベントでの強制終了や進行不可能となるケースなど、複数件報告が上がっていたSteam版の代表的な不具合が、今回のアップデートの修正箇所として記載されているので、該当している人は起動確認しておくといいだろう。
Steamニュースから修正箇所の引用
- マヨナカ横断ミラクルクイズの修正
- シークエンス映像の修正。更に古いコンピューターなどでも遊べるように低画質モードを追加
- アニメーションシーンに関わるのソフトロック
- 報告された突然発生するクラッシュ
- Xbox Oneコントローラーの接続を解除した時に発生するクラッシュ類
- マヨナカ横断ミラクルクイズ中に発生するフリーズ
- 持ち物に空白のアイテム枠があり、クラッシュ・フリーズが発生(現在もこの問題が発生している場合：過去のセーブデータには空白のアイテム枠が残っているので、新しいセーブデータを作成し、過去のセーブデータのご使用をお控えする事をお勧めします)。
- 陽介が追撃する時に発生する音声問題
- 雪子の城に入るときに進行不能になってしまう問題
- 複数のプレイヤーがクエスト３をクリア出来なかった既知の問題の対処
- カク付きを減らしより快適に再生できるようシークエンス映像を最適化
- 高解像度のモニターで遊んでいる際Windows10の解像度スケーリングが適用されてしまう問題を対処
- 「装備>衣装」で空白のアイテムを選んでしまうとフリーズしてしまう問題を修正(現在も使用しているセーブデータに衣装の空白アイテムがある場合、必ずそれらの空白の衣装を捨てて下さい。空白のアイテムを装備してしまうと別の箇所でフリーズが発生する可能性があります)。
- 総攻撃後、稀に発生するソフトロックの問題を修正
スーパーファミコンの名作ARPG「聖剣伝説3」の3Dリメイク作「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」のSteam版から、違法コピー対策に使用されているDRM「Denuvo」が削除されるアップデートが8月26日より配信がなされている。
スクウェア・エニックス公式からの告知やアップデート履歴などはないものの、アップデート前は実行ファイルのサイズがなんと600MB近くもあったのに対して、現在のバージョンでは50MBまで小さくなっていることが確認できる。
SteamDBのアップデートファイル履歴情報
ゲームの実行ファイル「Trials of Mana-Win64-Shipping.exe」のファイルサイズが544.34MB分削除されたとの情報
現在のTrials of Mana-Win64-Shipping.exeに関するプロパティ
サイズは50.2MB
この約544MBもの容量差の全てが、プログラムを解析されることを防ぐためのダミーデータに費やしていたと思われ、環境によってはDRMによる余計なプログラム処理やデータ読み込みといったオーバーヘッドが無くなり、フレームレートの向上やロード時間の短縮が期待できる。
