Xboxの代表的なタイトルとして有名なTPS「Gears of War」(省略名GoW)シリーズの最新作「Gears 5」がSteamで予約が開始されている。
発売予定日は9月10日で、ゲーム本体のみの通常版が7,452円、30日分のブースト・マルチプレイ用HALO ReachキャラクタースキンDLCが付属したアルティメット版が9,612円となっている。
更に、9月10日までにどちらかのエディションを予約すると、映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」とのコラボDLC「サラ・コナー」「T-800 エンドスケルトン」のマルチプレイ用キャラクタースキン・7日分のブースト・マルチプレイ用の武器スキン「ベクター ランサー」のDLCがついてくる。
日本語字幕には対応しているものの、日本語音声は未収録。吹き替えの質の高さもこのシリーズの魅力の一つとなっていたが、マイクロソフトが日本ゲーム市場に力を入れていたXbox 360時代とは違い、今世代でXbox Oneが躓いてしまったりして採算が取れないのが容易に想像でき致し方ないだろう。
Unreal Engineを採用し当時としては珍しかったバンプマッピングやHDRなどの次世代を感じさせるグラフィック、ボタン一つで物陰に隠れるカバーシステム、タイミングよくボタンを押すことでリロードの短縮や攻撃力のアップが狙えるアクティブリロード、などその後発売されたのTPS・FPSにも多大な影響を与えた名作シリーズとなっているが、Gears of War 1が海外のみでPC版が発売、4はPC版はあるもののMicrosoftストア独占配信、2と3はPC版そのものが発売されなかったりと、ほぼXbox 360/One独占タイトルといってもよいシリーズとなっていた。
だが、マイクロソフトのXbox事業の戦略方針の変更によってSteamにもXboxブランドのファーストタイトルが配信する方向になり、今作からGearsシリーズでは初となるXbox One / MSストア版と同時にSteamでも配信することとなった。
なお、今までのシリーズタイトルはGears of Warという表記だったが、その名前が省略名の「GoW」がPlay Stationの代表的なタイトル「God of War」(こちらも省略名はGoW)と似ているためなのか、今作からはタイトル先頭の単語「Gears」と省略された名称に変更されている。
セラと呼ばれる地球とよく似た惑星を舞台に、突如として現れた地底人「ローカスト」と人類の死闘(GoW1~3)から25年後、セラには異常気象がしばし発生し今度はローカストによく似た謎の生命体「スワーム」が人類を襲撃していた。
GoW1~3の主人公マーカス・フェニックス、4の主人公ジェームス・フェニックス(JD)から主人公が変わり、4でJDと共に戦ったケイト・ディアスが今作の主人公となり、自身とスワームとの繋がりを明らかにするため旅経つというストーリー。