スーパーファミコン版「グラディウスIII」SA-1対応版、クレジット数9&アーケードモード標準開放パッチ

スーパーファミコンのリリース初期に発売されたスーパーファミコン版「グラディウスIII」

アーケード版から様々なアレンジが加わえられた横スクロールシューティングの移植作だが、初期の頃のタイトルということでプログラミングノウハウやカスタムチップなどがまだない状態での発売とあって画面内に多少のオブジェクトが表示されるたびに処理落ち(ゲームがスローモーションになる)が頻発していたが、「スーパーマリオRPG」「星のカービィ スーパーデラックス」「実況おしゃべりパロディウス」などで採用されたカセット内にスーパーファミコン本体のCPUより3倍速のCPUを搭載することで処理速度を向上するカスタムチップ「SA-1」に対応させるハックロムがゲームの発売から28年経とうとするこの時代に開発され、オリジナル版で発生していた処理落ちを無くすことに成功。

GitHub - SA1-Root

エミュレータや実機でCPUをオーバークロックしたものでなく、特殊なハードウェアではなく市販のゲームで採用されていたものを使用しているだけなので、同じSA-1を採用されているソフトのROMを改造版グラディウスIIIが書き込まれたROMに貼り替えることで実機でも動かすことができ、既に実機での動作報告やYoutubeには貼り換え作業の動画も上がっている。

 

このSFCグラディウスIIIには敵の移動スピードや弾速が上がり一部破壊できない障害物が出てくる最高難易度の「アーケードモード」というのがオプション画面でAボタンを16連打することで出るという裏技があるんだけど、このSA-1対応版でもいちいちアーケードモードを出すのにオプションでAボタンを連打しないと出てこないので、連打しなくてもアーケードモードが最初から選べるようにするパッチを作ってみた。オプションから難易度設定の項目で左右に変更していけば「ARCADE」の項目が出ているはず。

また、クレジット数もデフォルトの4から9に変更しているので、タイトル画面で裏技のボタン連打によるクレジット数増加を行わなくても済む。

グラディウスIII SA-1 クレジット数9&アーケードモード解放パッチ

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