突然死したHDDの買い替え

ゲームインストール/データバックアップ用に使っていた4TB HDD「WD4003FZEX」が何の予兆もなく突然死してしまった。

突然パーティーションが消失してHDDを接続した状態だとWindowsが立ち上がらず、何度かPCを再起動していたらディスクチェックが始まって一時的に表示されるようになったものの、再度認識しない状態となった。「復旧天使」というクラッシュしたHDDからのサルベージに比較的成功しやすいソフトも使ってみたのだが、これでもフォルダ内容までは確認できたものの、データのコピーに失敗して吸い出すことは無理だった。

バックアップ用と言っても外付けHDDに二重にバックアップを取って、容量の少ないファイルに関してはクラウドストレージに保存しているので、失ったものといえばここ2年くらいに取り貯めていた工学メディアのレトロゲーム機のゲームディスクイメージくらいだし、まだオリジナルのメディアが読み出せる状態なのでまた取り直せばいいし、OS自体はSSDにインストールしているのでPCもそのまま使えてダメージは少なくて済んだ。

WD製のHDDは購入から5年保証と謳っているけど、シリアルナンバーから保証期間を調べるとなんとわずか半月前に保証期間が切れているという。なんというタイミングの良さ。まあ保証期間だとしてもすぐ代替品が届くわけじゃないと思うし、ゲームのインストール用にも使っていたのでこのままではPCでゲームができず、Steam版「龍が如く2 極」や「RAGE2」の発売も近いということで早速新しいHDDを注文。

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今度もまたWD製の4TB HDD「WD4005FZBX」価格は約2万2千円で、約5年前に買った「WD4003FZEX」とほぼ一緒。同じ4TBの容量、7200rpmの回転数だが、キャッシュメモリが64MBから256MBに上がっているのがカタログスペック上から読み取れた進化点。

SSDに速度で劣ると言ってもまだまだ容量が必要な場面があってHDDを選んだが、SSDの進化が激しい昨今では次回ストレージの寿命で買う大容量ドライブはSSDでも手に入る価格になっている可能性が高いので最後の個人的に使うHDDになりそう。

実容量約3.8GBを半分づつにパーティーションを区切って作成。速度的には元のHDDと同等以上であればそれでいいんだけど、念のためCrystalDiskMarkベンチマークを計測

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シーケンシャルで約250MB/sec、ランダムアクセスでも読み込みが約2.8MB/secで書き込みが約5.7MB/secとHDDにしてはかなり高速な速度。