銃撃による戦闘シーンが特徴のRPG「エンド オブ エタニティ」のSteam / PS4移植版「END OF ETERNITY 4K/HD EDITION」が10月18日にリリースされた。
Steam版の価格は定価3,996円で、予約期間中は10%オフと告知されていたものの配信トラブルなのか予約が行われず、代わりに発売から一週間の間3,596円の10%オフとなっている。
一定時間内に移動、攻撃、アイテムの使用や装備などを行うタイムベースの戦闘シーンで、銃火器を利用した遠距離での攻撃を行い、敵を狙ってゲージが溜まってから攻撃するシステムになっている。一直線上に進みその間にジャンプや銃撃による攻撃を行う「インビンシブル・アクション」、パーティー3人の立ち位置を頂点としたその三角形を3人同時に切り替えながらインビンシブル・アクションを行う「レゾナンス・アタック」といった特殊なシステムが用意されており、レゾネンス・アタックの利用にはインビンシブル・アクションで他キャラクターの間を通った際に溜まるレゾナンス・カウントが必要になったりと、フィールド上での3人の立ち位置などを把握しながらの複雑な戦闘を要求される。
オリジナル版のPS3/Xbox 360版は解像度720p・フレームレート30fps・1024ドットのシャドウマップとなっていたが、Steam / PS4版はもちろんこの辺りが向上しており4K解像度やフレームレートの60fps化・シャドウマップの解像度が4倍(4096ドット)といった高画質化が施されている。
またSteam版には別途高画質テクスチャDLCが無料で配信されており、インストールすることでグラフィック設定から高画質テクスチャが有効にできる。ただし、このDLCを導入すると通常時は16GBのインストール容量だったゲームデータが83GBもの大幅な増量となるので、回線速度やディスクの空き容量をよく確認しておいた方がいい。
インストール方法は上記のストアページをSteamクライアントで開いて「ダウンロード」ボタンを押す、ゲームライブラリ内のDLCの項目でインストールにチェックが入っていれば自動的にインストールが開始される。
※追記:以下の内容は10月24日に配信されたアップデートで改善済み
配信直後ということでバグはまだあるようで、特に報告されているのが「Aska Initialization failed」エラーと出て起動しない問題と音声が時折再生されない問題。
自分の環境ではどちらの不具合も発生していないが、このうち「Aska Initialization Failed」エラーについてはWindowsの仮想メモリ(ページングファイル)を無効にしていると発生しているようなので、該当している人はシステム詳細設定から仮想メモリの項目で「すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックを入れるかどこかのドライブに手動でページングファイルを設定してみよう。
音声が再生されない問題は、これが解決方法かは分からないが、念のためサウンド再生デバイスの「既定の形式」で48000KHz設定に変更してみよう。
なお、現バージョンだと何故かゲーム内にゲーム終了ボタンなどが一切ありません。タイトル画面で全キーボードやコントローラのボタンを押したり、オプション画面を見直してみてもなく、仕方なくウィンドウ表示にしてから×ボタンで終了させなくてはならなかった。
自分が見落としているのかと開発元のトライエースに問い合わせてみたが
こんにちは。トライエースです。
この度は『END OF ETERNITY 4K/HD EDITION』のご購入誠にありがとうございます。
Steam版の終了方法ですが、ウインドウ右上の×で閉じていただくか、Alt+F4で終了してください。
メニューから終了できる機能を追加したパッチについて、リリースの検討を始めましたので、お待ちください。
よろしくお願いいたします。
とのことでパッチが出るまではいちいちウィンドウ表示に戻したり、Alt+F4キー(自分の環境では終了しなかった)を押さないといけない。