Steam版「バレットウィッチ」発売

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今は亡きキャビア(現在はマーベラスAQLに権利移行)開発のXbox 360専用タイトルだったTPSゲーム「バレットウィッチ」のSteam版がリリースされた。価格は定価1,520円で発売1週間は10%オフの1,368円という大変リーズナブルな設定になっている。

日本語字幕には対応しているものの、音声に関しては英語のみの収録。無料配信されていたミッションやコスチューム類のDLCはすべて最初から収録されている。

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PC版ならではの要素としては4K解像度や上限無制限フレームレートへの対応は行われているものの、基本的にXbox 360版からのベタ移植。確かに解像度やフレームレートの向上はしているもののUIは720pのままで粗く表示され、プリレンダムービーも同様に720pかつ20fps程度の画質のもの、銃撃戦の中平然と横切る一般人や設置物を貫通する主人公アリシア、撃たれても反応が薄い敵や違う意味で殺風景に感じられる廃れた街並み、当時から見ても粗さが目立っていたであろう部分はそのままとなっている。メニュー画面はマウスカーソルで選択できないのはもちろん、キーコンフィグすら用意されておらず、設定されているマウス&キーボードでの魔法召喚の操作方法にしてもしっくりこないボタン配置となっていて、マウスホイールクリックで魔法メニュー呼び出し、マウスホイール回転で魔法切り替え、魔法選択だけはキーボードのZXCキーと全く統一感がない。

ただし、即死ゲーとして有名だったゲームバランスはある程度は調整されており緩和されている模様。

元が10年以上前のゲームということだけあってPCのスペックもあまり要求されず、自分のGeForce GTX 1070なら4K解像度で常時60fps以上、Steamレビューを見るとGTX 1050 Tiでも4K解像度で最低でも40fps以上は出るようなので、ゲーミングPCと言えるようなPCでなくてもおそらく遊ぶことができるだろう。

 

マウス&キーボードへの対応がイマイチだったり、PC版特有の要素は薄いものの、今更バレットウィッチをプレイするためにXbox 360を引っ張りだしてくる手間をかけずに遊ぶことができるのは喜ばしいことだろう。どうしてもキーボードがしっくりこないならコントローラでやれば済むし、フレームレートやバランス調整の利点を考えれば360で遊ぶよりは圧倒的に快適ではある。

とりあえず、みんなも女子校生アリシアを操作してパンツや透けブラをじっくり堪能しよう。

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