今更PS3を購入

本当に久々のblog更新

年末年始はGTAオンラインのドゥームズデイを全クリし、PUBG、そしてゲオで入手したPS3でずっーと遊んでいた関係でblog更新も面倒になっていた。

 

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何でPS4じゃなく今更PS3なんか買ったのかというと、年末ということでゲオにおいて7,000円くらいで傷が多いものの薄型にあたる型番CECH-4200Bが売っていたのと、PSトロフィー集め、少数ながら未プレイだったPS3ゲーム目的での衝動買い。「ニーア:ゲシュタルト」はプレイ済みでも青年・日本語音声の「レプリカント」は未プレイだったり、興味があってもやったことがなかった「ジョジョASB」「真かまいたちの夜」とか世間一般ではク〇ク〇言われてるけど、実際どうなのか見てみたいじゃありませんか。

ドライブのシークがうまくいかなくてロード中に時折フリーズするといった代物だったけど、ブルーレイドライブのピックアップを支えるレールにタミヤ製セラミックグリスを塗って復活。

ついでに内蔵HDDもSSDに交換しておいた。自分が買った4000番台の薄型はブルーレイドライブ側の横板を本体後ろ側にスライドさせて外してHDDマウンタを出すという交換方法だったのだけど、この横版の爪の固定が硬いのと親指が滑るので取り外すのに一苦労した。取り外せればあとはネジを回してマウンタとHDDを外すだけなので楽なのだが、全然この板が取れないので交換を諦めようかと思うほどだった。

HDDを交換した後はPS3の最新ファームウェアを入れたUSBメモリPS3に接続して起動し、フォーマットとインストールを行えば完了。

 

PS4を買っても現状だとThe Last of Usかツシマくらいしかやる予定が無いし、Red Dead Redemption 2も現在のところPS4 / Xbox One版しかアナウンスがないが半年~1年後にPC版発表っていうパターンもある。2~3本しか遊ぶタイトルがないのに3万円のゲーム機買うと損した気分になるのはXbox One購入時にわかったので、The Last of Usに関しては画質もフレームレートも大幅に落ちるとはいえPS3版でとりあえずそれなりに安く遊んでみる。

 

The Last of Usの場合ディスク版よりもフルインストールのダウンロード版の方が起動時のロードが圧倒的に短いという情報があったので、中古ベスト版が相場1,500円のところ3,300円になっているダウンロード版をケチらず購入。SSDにインストールしての起動時間は10秒かかるかかからないか程度で殆ど気にならないレベルの短さ。PS3ディスク版だと1分半から2分、PS4版でも50秒程度かかるという長さなので、画質とかどうでもいいから安くパッと遊びたいという気が短い人にはこれもいいだろう。

ただPS3が発売された当時はHDDの容量もそこまで大きくなかったためか、大体のディスク版ゲームは全データのインストールが行えず必要な部分だけインストールというオプションしか用意されていないものが多く、なかなかSSDの恩恵を受けられないケースが大きく占めるのがいただけない。部分インストールされてもブルーレイディスクへのアクセスも同時に発生するのでブルーレイの読み込みに待たされてロード時間があまり短縮されない、ピックアップのシーク音が煩かったり、しばらくブルーレイディスクへのアクセスが無いとドライブの回転が止まるPS3の仕様で、中途半端にディスクアクセスする程度のゲームだと回転待ち時間でのシーク時間増加が発生する。

そもそもインストールオプションすら用意されていないゲームは更に酷く、ゲーム中にテクスチャや各種データロードが常時発生する「Call of Duty: Advanced Warfare」や「MURDERED 魂の呼ぶ声」はテクスチャのポップインが目立って5秒以上その場に静止してようやくまともに見えるテクスチャが貼られる、「真かまいたちの夜」もシークの待ち時間で次の文章を読もうとすると一瞬待たされる事が頻発する。

もちろんダウンロード版なら上記のロード時間の長さ、シーク音、テクスチャポップインやカクツキはすべて解消するのだが、ディスク版しか発売していないゲームが多く、ダウンロード版があっても既に終了しているプラットフォームということでセール対象にもならないので価格も高いまま。

ディスク版でもインストールさえすればロード時間や静穏性はダウンロード版と何ら変わらずに遊べた同世代のゲーム機Xbox 360と比べて快適性は相当に落ちるという印象。自分が触ったXbox 360は小型化や故障率の大幅減を行ったXbox 360 Sで、HDDも500GBに改造したものだったからというのも大きいがXbox 360は2017年に初めて触ったにもかかわらずソフトのラインナップも和ゲー洋ゲーともにそれなりにあって安く快適にゲームが遊べる名機という感覚を受けたのに、PS3はどうもこれといった魅力が感じられないゲーム機。

360が日本で失敗した原因の一つと言われた半田割れによる故障は初期の頃のPS3でもよく報告されていた事例だし、ACアダプタがレンガと揶揄されたとはいえPS3も本体自体がバーベキューグリルみたいなデカさでハード的なハンデはそこまで大きいとも思えない。マルチプラットフォームタイトル比較でも360の方が画質もフレームレートも平均的に上といわれてて、自分が触った感覚でもその通りのタイトルが多いはずなのだが、それでもちゃんとブランドイメージを形成するのを怠ったり、他機種で完全版を発売されたにもかかわらず360版は放置されるというのを繰り返して、時限独占タイトルとはいえせっかく獲得したユーザーを離れさせるという戦略のまずさが、今日まで日本でのXbox市場に影響し続けている。