Xbox One Xの品薄で転売屋が儲かる

11月7日に定価49,980円(税抜き)で発売されたXbox Oneの上位モデル版「Xbox One X」

従来機の4倍以上の性能で、対応ソフトなら高画質化・高フレームレート化、正式対応していないものでもフレームレートの安定化やロード時間の短縮が望め、それにもかかわらず本体サイズは電源も内蔵しながら大きくならず、静穏性も良好ということでファンの間では騒がれているが、いかんせん日本ではあまりにも人気が無さ過ぎて取扱いしているショップもほぼ無く在庫数自体殆ど確保できていない状況で人気困難となっている。自分の地元にある千葉・茨城のゲオ・ツタヤ・ワンダーグーを見て回ったが、Xbox One XどころかXboxコーナー自体が既に存在しない状況なので、店先で買おうにも不可能である。

そんな時こそネット通販・・・と言いたいところなのだが、信じられないことに需要がないと思われたXbox One Xもまた転売屋の餌食になってしまっている。

ニンテンドースイッチやミニ(スーパー)ファミコンで調子に乗ったゲームに詳しくない転売屋が他のゲーム機にも手を出して自滅しようとしている、コア層向けの商品だからまさか転売屋から買う人はいないだろ、と多くの人がお思いだろう。だが実際は・・・

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Yahoo!オークションの相場だと限定版のProject Scorpio Editionなら約9万円、通常版でも7万円になっている。任天堂ハードで転売していた時よりも一台あたりの儲けがむしろ高いという状態。転売する奴ももちろん酷いが、この価格で買うから儲かると判断されて余計に数少ない在庫を確保されて更に品薄と転売が加速していくという。これを買っている奴も同罪である。

しかしいくらXbox OneXbox 360互換対応のゲームが快適になるからって、7~9万も出すか?人それぞれの価値があるとはいえ、GeForce GTX 1080の単体買ってもお釣りがくる価格だし、もう少し出すだけでそれなりの性能のゲーミングPCがフルセットで買えてしまう。