Steam版イース7、字幕のみ日本語対応

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8月30日にリリースされたSteam版「イース7」。定価は2,480円で、9月7日までの期間10%オフの2,232円。

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今までSteamでリリースされてきたイースシリーズとは違い、今作では公式に日本語対応しているが、Steam版「英雄伝説 閃の軌跡」と同じく字幕のみの日本語対応で音声は英語という中途半端な仕様になっている。ただ、英雄伝説とは違いボイスがあるのが戦闘中の掛け声のみで会話シーンは字幕のみしか用意されていないので、ゲーム全編で何とも言えない気分になる英雄伝説とは違い違和感は最小限に抑えられている。それでも敵に切りかかる度、アドルが「Ha!」とかいうのは調子が狂う。

PSPイース7をISO化でき、VAG形式の音声ファイルをWAVE形式に変換できればセルフ音声日本語化はできるはずなので、どうしても馴染まなくて知識ある人はお試しを。

元々がPSPタイトルだけあってグラフィックはそれほど良くなく、PC向けに移植するにあたってUIのみ若干高解像度化した程度でエフェクトやテクスチャを大幅に強化したわけじゃなく、しいて言えば解像度・ブルーム・FXAA・テクスチャフィルタ程度しか画質に違いはない。

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逆に言えば、高画質化してない分動作は非常に軽いので非力なオンボードGPUでも解像度や画質設定を上げても問題なく動かすことができる。

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GPD WINでも動かしてみたが、解像度1280*720・最高設定で50~60fps出ていて快適に動作する。ただし、フルスクリーンモードだと画面表示がずれてしまうのでボーダーレスモードで全画面表示にする必要があり、ゲーム起動前に入力切替(Steamライブラリ一覧で選択したら、マウスモードからXInputに切り替えてEnterキーでゲーム起動)しないとコントローラの入力が受け付けないので注意。

 

英雄伝説イース7と中途半端な日本語版となってしまっているが、パブリッシャーが今までのXSEED・マーベラスUSAからNISアメリカに変わった、9月13日発売の「イース8」では字幕だけじゃなく音声も含めて待望の完全日本語化がされる。

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