Duke Nukem 3D: 20th Anniversary World Tour on Steam
名作FPS「Duke Nukem 3D」に新規エピソードを追加・デュークのボイスを新規収録・オリジナルでは疑似3Dだったグラフィックエンジンを完全3D化した新作「Duke Nukem 3D: 20th Anniversary World Tour」
意外なことに日本語にも対応しているが、デュークボイスに字幕が出るわけじゃなく英語でも問題ないようなUI周りのみの対応だけで、更に残念ながら翻訳自体も正直ズッコケそうになる質だったりする。
タイトルメニューや設定といった箇所は問題なく翻訳されているし、難易度選択の翻訳もちゃんとした意訳で口調もデュークが言いそうな感じになっていて、良さげかなと油断していると
ステージロード画面で「開いています」の言葉と共に直訳丸出しのステージ名が出てくるのである。「赤線地区」ってなんだよ・・・アメリカの売春街っていうより昭和日本の売春街ってイメージが強くなってる。バックのニュークマークが更にシュールさを醸し出している。
ゲーム中も似たような感じでシークレットエリアを発見すると
「秘密の場所!」と表示されたり(普通にカナ表記でいいだろ)
キックを繰り出すたびに
「蹴りを繰り出した」とでも表記すればいいのに、「マイティーフットを起動」とデュークはターミネーターかよ!とツッコミそうな表示だったり、(engageとenableを読み間違えた?)
ピグコップが落としたアーマーを入手すると
「中古アーマー」と他人のお古を買ってきたかのような表示されたり
ステージクリア時のステータスにある「3D領域の時間」って何?
他にも日本語フォントがものすごい上下のズレが激しくてひらカナ漢字単位じゃなく漢字同士でも上下の位置が微妙にずれてたり色々気になることもあるが、なんでこんなに直訳だったり一部他の単語と読み間違えて翻訳してそうな箇所が目立つのに、難易度選択のところだけは「ケーキのかけら」とか「取りに来い」とかにならずに済んでるんだ。