Kepler・Fermi世代のnVidia製GPUでDSR(Dynamic Super Resolution)に対応するドライバ344.48がリリース

nVidia - GeForce 344.48 WHQL Driver (32bit OS用)
nVidia - nVidia - GeForce 344.48 WHQL Driver (64bit OS用)
Maxwellアーキテクチャ世代のGeForce 980・970でしか使用できなかった内部解像度を表示解像度よりも上げて画質を向上させる機能「DSR(Dynamic Super Resolution)」を、Kepler・Fermi世代(400・500・600・700番台)のnVidiaGPUでも使えるように対応したドライバ344.48がリリースされている。
原理的には既にある機能「カスタム解像度」によるダウンサンプリングを簡易的に使えるようにしたようなもの。機能を流用しているためかDSR有効時は、(ゲーム中じゃなく通常のウィンドウズ画面でも)カスタム解像度が使用できなくなるので注意。


ドライバをインストールしたら「NVIDIA コントロールパネル」から「3D 設定の管理」を選び
DSR - Factors」の表示解像度を基準とした倍率のチェック項目を選べばよい。

もし、ネイティブ解像度1920×1080ドットのディスプレイを使っていて3840×2160ドット相当の内部解像度で表示したい場合は「4.00x(Native Resolution)」を選択する。
ここで選ぶ倍率は縦横独立して掛けられるものでなく、アスペクト比に沿って実ドット数を掛けたものになるので注意。1920×1080ドットのディスプレイで倍率2.00xを選ぶと約2714×1528ドットという変則的な解像度になってしまう。
倍率解像度を選択すると「DSR - Smoothness」の方も変更可能となり、画面の滑らかさをパーセンテージで調整可能となる。
あとは「適用」ボタンを押して、任意のゲーム内の解像度設定から先ほどNVIDIAコントロールパネルで設定した倍率の解像度を選択すれば完了。