Steam版Wolfenstein: The New order プレイ 日本語収録


なんとかプレイできたけど、Steam版でも日本語音声 & 日本語字幕収録の日本語版だった。他言語音声&日本語字幕はデフォルトでは無理(?ファイルリネームでできるかもしれないが試してない)、初期設定では日本語吹き替え以外のみ字幕付き(オプションで日本語音声にも字幕表示に切り替え可能)、気になったのがAmmo(弾薬)を「アモ」と訳しているのと字幕と音声が違う箇所がある二点、それ以外はほぼ完ぺき。
レビューでは微妙な点数になってるけど、冒頭1時間をプレイした限りでは銃撃戦は二丁アサルトライフルでナチ公を肉骨粉にする脳筋FPSが楽しめ、時折ステルスで単調にならないようにゲームスタイルを変化させたり、条件を満たすことでスキルが解放される成長システムなどもあって、グラフィックは綺麗でも迷路のようなマップを歩いて出てくる敵を撃ち殺すだけの単調で古臭いだけのFPSにならないように工夫しているのが見受けられる。ただし昔の作品へのオマージュも忘れておらずシークレットルームや隠しアイテムがあったり、ゲーム開始時の難易度選択画面のBJの顔が実写にしか見えないCGなのに、表情はWolfenstein 3Dの時と全く一緒で完全再現されているのには笑ったwww
宣伝を見ていて心配だった点、ムービーばかりで動かすシーンが少ないといった不安も、確かにムービーこそ多いものの一つ一つは短く見ていても苦にならないし、むしろ肝心の要点だけを絞ったような無駄のない作りなので物語がすんなり脳に入ってきてストーリーを理解するのに役立っている。
なんかプレイしていてデジャブ感じると思ったらあれだ、新生Shadow Warriorだ。あれも大手レビューは古臭いという評価で微妙だったけど、ユーザーレビューではオールドスクールFPSを妥協点を見つけて現代に持ってきたと高評価だったというパターンだが、これもそんな感じを受ける。
id Tech 5エンジン使用だけどRAGEで見受けられた長所も欠点はそのまま残ってる。ロード時間はかなり短く、メガテクスチャの画質は向上したような印象を受けるし、シェーダー関係も変更されているようだけど、視点を急激に移動すると張り遅れが生じたり、オブジェクトが画面上に表示されているかの判定が良くないのか部屋の隅から覗き込む際に一瞬だけ敵やオブジェクトが表示されないフレームが発生したりする。そしてこのメガテクスチャのせいで50GB近く使うゲームデータのうち、33GB近くがテクスチャデータという容量のでかさ。
また、フォーラムなどでは起動しない・テクスチャが貼られないといった不具合も報告されている。現時点ではSLI非対応の模様。


ついでに、日本Steamストアでもおま国で解除されたようで開発できるようになっている。
Steamストアページ - Wolfenstein: The New Order
ただし、解禁日自体は6月5日で相変わらずなので注意。