Xbox 360コントローラーのアナログスティックをXbox One用のアナログスティックに交換

PCゲーム用に使っていたUSB接続のXbox 360コントローラーなんだけど、あまりにもゲームに白熱しすぎて親指に力入れ続けた結果アナログスティックの部分がすり減ってしまいツルッツルで滑りまくるので操作ミスすることが増えてきた。普通に交換用の同じ360用アナログスティックを買ってきて取り付けてもよかったんだけど、なんか面白みがないしなにより同じように消耗するんだろうから、今回は純正とは違うものを取り付けてみようと考えてみた。
そして、見つけたのがXbox One用のアナログスティック。PS4のデュアルショックのスティックと交換事例こそあったもののXbox 360コントローラへ取り付けている事例は発見できなかったし、もしうまく取り付けることができれば従来のアナログスティックよりも滑りにくそうな構造をしていたので早速Amazon.comから10個入りパックを注文してみた。4月21日に注文して同月30日には届いた。お値段送料込みで約1,600円。

スティック交換前のXbox360コントローラ
左右のアナログスティック共にすり鉢状になっている部分がすり減っており、親指の滑り止めにあたるボッチも完全になくなってしまっている。


特にゲームで移動に使うことが多い左側に関しては上側のすり鉢部分が完全にへっこむでおり、上側にスティックを倒した際親指がスティックから離れてしまうのが当たり前となっていた。
コントローラ裏側にある7つの+ネジを外してコントローラのカバーを開き、このすり減ったアナログスティックを取り外してみた。

そして普通にXbox One用のアナログスティックを差し込んでみたのだが、ここで困ったことに。なんとXbox One用のアナログスティックは全体的に360用のスティックよりもサイズが小さく、またアナログスティックの軸に刺す際も360のよりも深く刺さってしまうので、傾けた際にアナログ軸のパーツにスティックの下側が思いっきりぶつかってしまいまったく傾けられないのだ。
そこでXbox One用スティックの裏側にある差し込み口の穴に細かくちぎったティッシュを少しづつ入れていって何度も差し込み、ちょうどよい高さになるように調整することにしてみた。
左右両方のスティックの高さを傾けても他のパーツにぶつからない程度に、またちょっと力が加わってもすぐスティックが抜けないようにするために1時間以上もかけて調整する羽目になったが、ある程度違和感ない差し込み具合となった。

Xbox One用アナログスティックを取り付けたXbox360コントローラ
アナログの操作性は大幅に向上したように感じる。新品の360アナログスティックと比べても親指にちからを入れても滑りにくい感じだし、それに伴い傾ける際の指の力加減も純正と比べてやりやすいようになった。
ただ、左スティックの方は問題ないんだけど右スティックの方がまだ下側にスティックを傾けて一気にニュートラルに戻す際に、若干軸からずれる様な違和感が残っている。もうちょっとティッシュの詰めを調整した方がいいのかも。