PC版Mortal Kombat(2011)リリース、ただしおま国



コンソール用には2011年にリリースされていた格闘ゲームMortal Kombat」のPC版がSteam等のDLゲーム販売サイトで配信が開始された。
Steamストアページ - Mortal Kombat Komplete Edition※USストア
Greenman Gaming - Mortal Kombat Komplete Edition
DLCの追加キャラ・衣装・フェイタリティも収録した「Komplete Edition」(Kはスペルミスじゃない)となっており、定価は29.99ドルだが日本からは購入不可能。Greenman Gamingでは予約段階では日本から購入できたのだが、CDキーが配布された直後になっておま国となっておりこちらも購入は不可能になった。
おま国理由は言わずもがな、もちろん表現回りの問題だろう。
※観覧注意

Mortal Kombat Kollection」が特にリージョン規制されずに売られていたので期待していた人も多いだろうが、ある程度予想できた措置ではある。
自分はおま国になる前のGreenman Gamingで予約し、予約割引コード25%オフを適用させて22.5ドルで開発。





ほぼコンソール版からのそのままの移植となっており、グラフィックは解像度・アンチエイリアス(SSAA 4X)・影の解像度(4096ドット)・アニソトロピックフィルタリング(16x)が向上できる以外は特に変更されていない。ちなみにコンソール版相当の設定だとそれぞれ1280×720・エッジブラー・1024ドットの影・アニソトロピック4Xとなる。
ストーリーモードのムービーシーンが1280×720ドットのプリレンダ映像でブロックノイズが目立ちジャギーも発生しているので、実ゲームの画質の方が圧倒的に綺麗になるというマルチプラットフォームゲーでPC版特有の問題はこのゲームでも健在。
また気になった点としてはフルスクリーンのON/OFF設定が行えず、接続しているディスプレイ比率によってゲーム中から設定できる解像度が決まる仕様なので、4:3比のディスプレイだと1280*720ドットや1920*1080ドットの解像度がディスプレイが対応していたりカスタム解像度で設定していても設定不可なのが残念。
configファイルを直接弄れば解像度は自由に変更できるものの(C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\MKKE\options.ini)、ウィンドウ表示に切り替えるには別に表示用のソフト等を使用してでないとできそうにない。
ロード時間に関しては流石というべきか2〜3秒以内に終了し、ゲーム起動時のロゴ表示やムービーは全てボタンスキップで一瞬で飛ばせるのでほぼストレスフリーで遊べる。