Legend of Grimrockのキャラクターグラフィックをダンジョンマスター(今風)に置き換える

※初期版1.1.3用に書いたもの。1.1.4以降からカスタムポートレイト機能が追加されたので不要になった。
ダンジョンマスタークローンゲーム「Legend of Grimrock」だが、キャラクターのグラフィックが不満という人もいるだろう。
そんな人に良い代物がある。
angry meteor - Hello again.
今風にアレンジしたダンジョンマスターのキャラクターグラフィックが公開されているので、これと標準の画像を置き換えてみた。


用意するものはdatファイルのアンパックツールと、DDS画像が編集可能な画像編集ソフト。自分はPhotoshopNVIDIAのサイトにあるDDS編集Photoshopプラグインを使用した。


念のため、Legend of Grimrockフォルダ内のGrimrock.datをどこかにバックアップ取っておいた方がいい。
アンパックツールの中身をすべて解凍したらGrimrockExtractor.exeを実行する。環境によっては文字化けで読みにくいが左上にある「Jazyk:」と書かれている選択欄からenglishを選択すれば英語になるのでやっておくこと。
次にその上にある「open file」ボタンをクリックし、Legend of Grimrockフォルダ内のGrimrock.datを選択すると下の欄にファイル一覧が表示される。右側にある「Extraction path:」にファイルのアンパック先フォルダを記入し、中央上の「Save all」ボタンをクリック。これでGrimrock.datファイル内のファイルがExtraction path:で指定したフォルダにアンパックされる。
次にキャラクターグラフィックの収納先。Extraction path:で指定したフォルダ内\assets\textures\portraitsフォルダ内にあるd3d9_texture拡張子の個々のファイルがそれで、編集する際は拡張子をddsに変えればよい。
上のサイトでダウンロードしてきたJPEGファイルを開き、解像度を縦横共に128ドットに変更する。元の解像度256ドットだと枠に収まらない。解像度を変えた画像をキャラクターに対応するDDSファイルのファイル名でDDS形式で保存(NVIDIAプラグインなら形式を8:8:8:8 ARGBに変更してその他はデフォルトのまま)し、最後に拡張子をd3d9_textureに戻して先ほどアンパックした\assets\textures\portraitsフォルダ内に上書き保存する。
最後に展開したデータを再びdatファイル化する作業。
GrimrockExtractor.exeをまた起動し、今度は「Patch」ボタンを押して保存するdatファイル名(ゲームで使用するのでLegend of Grimrockフォルダ内でGrimrock.dat)を入力。パックするデータがあるフォルダを選択することになるので、先ほどのExtraction path:で指定したフォルダを選択。これで再びdat化される。