Legend of Grimrock プレイ

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こりゃ期待通りの現代に蘇った「ダンジョンマスター」だわ。ダンジョンマスター同様、4Way方向でタイル毎に移動して、リアルタイムで戦闘を繰り広げていく。プレイ感覚はダンジョンマスターやその系統のダンジョンRPG同様で、攻撃したらそのキャラクターは一定時間攻撃不可になるが、戦闘中も自由に移動することが可能なのでうまく移動して敵の攻撃を回避していくことができる。といってもダンジョン内は狭いので自由には身動きできずすぐ追い込まれることになるのだが。
謎解きや罠も豊富で、部屋の中央にあるどう見ても怪しい床スイッチを踏んだら3方向から敵が押し寄せてきて囲まれ、そのまま反撃できずにゲームオーバーになったりとオールドライクな難易度も健在。
グラフィックはかなり綺麗なのに非常に動作が軽いし、モンスターがウネウネと動くのでダンジョン内の気味の悪さもよく表現されている。また3Dサラウンドの効果が絶大でモンスターの叫び声から定位置をかなり特定できるし臨場感が半端ない。壁越しや扉越しにモンスターの不気味な物音が聞こえてくるので、そこに行こうとする際は非常に緊張させられる。グラフィックはもちろんの事、サウンドの方がハードウェアの進化による恩恵を感じられた。
古き良きゲームを、最新テクノロジーと言う名の魔法で蘇らせた良作である。


戦闘や謎解きに役立つかもしれない小ネタ

  • 鉄格子越しに向こう側のアイテムを拾ったり置くことができる。上で張った動画ではそのことに気づかないで、最後に鍵を探してダンジョン内を無意味にさまよってしまった。
  • アイテムは投げつけられて床スイッチも作動させることができる。2〜3マス分飛ぶので、罠かもしれない床スイッチを押す際に遠くから起動させられる。
  • 落とし穴はプレイヤーパーティーだけじゃなく、敵やアイテムも転落させることができる。
  • 落とし穴の転落先やテレポーターのテレポート先のマスに敵がいると殺すことが可能(実績解除)。
  • たいまつは手に持っているとどんどん消費していくが、持っていない際は(インベントリに入れておいても)消費しない。
  • たいまつが無い置き場にたいまつを置くと作動する仕掛けも存在する。
  • パーティー後方のキャラは投げ武器、リーチの長い武器、魔法でしか攻撃できない。パーティー構成はこのことを頭に入れておくこと。
  • 魔法の習得はスクロールを入手して、スキルを必要レベルまで上げ、スクロールに書かれた通りに記号を選んで唱えると習得。
  • 地下3階以降から出てくる毒グモ等、毒攻撃を持った敵は非常に厄介。毒を防御する魔法「Poison Shield」(Earth Magicレベル13必要)を早めに習得すること。
  • 浮遊している青いクリスタルを触れると、体力とマナ全快、毒などのステータス異常回復、死者の復活、オートセーブが行われる。一度触るとクリスタルの輝きが無くなって使えなくなるように思えるが、しばらくすると再び使えるようになる。
  • クリスタルによるオートセーブだけじゃなく、メニューからもその場セーブができるので活用すること。
  • 就寝中(デフォルトはRキー)は体力とマナを回復できる。ただし、就寝中もモンスターはリアルタイムで動き回り、空腹もどんどん減っていくので、安全な場所で就寝すること。
  • 毒は薬を使わなくても放置していても回復する。ただし、その間体力は減り続けるので注意。
  • オプションから画面に移動カーソルキーを出すことも可能。