PC版RAGEで8kテクスチャ、GPUトランスコードを使用する

GeForce.com - How To Unlock Rage's High Resolution Textures With A Few Simple Tweaks
まだ自分はRAGEを購入していないので試せていないが、コンフィグファイルを作ることで従来の4k(解像度4096*4096)テクスチャを8k(解像度8192*8192)に変更したり、GPUトランスコードを使用してテクスチャの貼り遅れやポップアップの軽減を行うことが可能になる模様。
8kテクスチャは画質の改善にももちろん効果があるが、一部環境によってはテクスチャの貼り遅れにも効果があったという報告がある。
GPUトランスコードは本来CPU側でやっていたテクスチャの圧縮をGPU側でやるようにして、CPUの負荷を下げる効果があるとか。
ただし、8kテクスチャとGPUトランスコード両方をしようするとなると1.5GBのVRAMが必要になるのと、GPUトランスコードはCUDAを使用しているのでGeForce環境でしか動かない可能性がある点に注意。

  • 8kテクスチャ使用方法

RAGEのゲームフォルダ内にあるbaseフォルダを開き、中にRageconfig.cfgというファイルを新規作成
メモ帳などのテキストエディタでRageconfig.cfgを開き、

vt_pageimagesizeuniquediffuseonly2 8192
vt_pageimagesizeuniquediffuseonly 8192
vt_pageimagesizeunique 8192
vt_pageimagesizevmtr 8192
vt_restart
vt_maxaniso 4
image_anisotropy 4

を記入して保存


画像はGeForce.comより引用
デフォルトのオート設定時


8kテクスチャ使用時

確かに、8kテクスチャだとスピード制限の看板がちゃんと文字まで表示されていたり、全体的にテクスチャが一目でわかるくらいクッキリとするけど、やっぱり他のゲームに比べるとボケボケ感が残る。
メガテクスチャは繋ぎ目無し、テクスチャの繰り返しなし、動作が軽いっていうメリットがあるけど、画質や容量面で圧倒的に不利な技術だわ。

  • GPUトランスコード使用方法

上記のRageconfig.cfgの先頭に以下のコマンドを追記して、スペースを空けて数値を入力

vt_useCudaTranscode

トランスコード使用切り替え。0でオフ、1でオン、2でゲーム中から設定?

vt_cudaBudget

トランスコードに割り当てる時間。ミリ秒単位。デフォルト値は14、つまり14ミリ秒。
フレームレートを60FPS死守するには16以下にする必要があると思われる(1/60秒 = 16.6ミリ秒)。基本的にデフォルト値で良いかも。

vt_maxPPF

フレームあたりのトランスコードに割り当てるテクスチャの最大ページ数。デフォルト値は128(最大値)。
数値を低くすればCPU側の負荷が下がるとの事。数字が大きすぎるとむしろポップアップの原因になる。
べゼスダとid Software側の見解だと最適値は16、デュアルコアCPU環境だと8らしい。

RAGE

RAGE

Rage 【CEROレーティング「Z」】

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Rage 【CEROレーティング「Z」】

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