岸辺露伴 ルーヴルへ行く


買ってきました。
最初、昨日の日曜日の時点で2店ほど本屋を立ち寄ってみたけど、どちらも注文品扱いで入手できなくて、今日寄った本屋に大型イラスト本コーナーに置いてありました。
フランスのルーヴル美術館と、フュチュロポリス社が2005年より実施してきたBD(バンド・デシネ)プロジェクトの第5弾として2009年に発表された荒木飛呂彦の漫画作品。(Wikipediaより引用
物語は2007年、ジョジョPart4でも登場した岸部露伴が「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」がルーブル美術館に置かれているという真相を調べるためにルーブルまで行くお話。
ただし、ジョジョPart4とは別世界のようで、20歳以前に露伴スタンド能力を発動していたり、仗助達が2007年時点でも学生服とジョジョの世界とは違いがある。
ウルトラジャンプ連載の白黒版も見ていたけど、やっぱりカラーの方がいいし、荒木先生の短編物は面白いわ。一般人では絶対に足を踏み入れることのないルーブルの倉庫に直接取材をしたとあって、非常によく再現(本あとがきの実際の写真を見た感想)されているし、「岸部露伴は動かない」やジョジョシリーズに通じる奇妙な世界観が書かれている。
難点を言えば、価格が2,800円もするということかな。普通のコミックではなく、アメコミの翻訳本を買う感覚で買わなきゃ決心がつかない。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)