Half-Life2、Portal、Team Fortress2などで使用されている(Orange Box以降の)Sourceエンジンの字幕DATファイルを出力される方法。
Sourceエンジン系のゲームやMODなどで日本語字幕ファイルを作りたい場合に参考になれば。
Steamの「ツール」から「Source SDK」「Source SDK Base」「Source SDK Base」をインストール
「Source SDK」を起動させたら一番下の「Current Game」を確認。ここで指定されているゲームのResorceフォルダが字幕ファイル置く場所の基本になる。
例えば「Portal」が指定されていれば"D:\Steam\steamapps\スチームアカウント名\portal\portal\Resorce"
「Team Fortress2」なら":\Steam\steamapps\スチームアカウント名\team fortress 2\tf\Resorce"
字幕ファイルコンパイル用に使用したいゲームを選んだら、CloseでSource SDK終了。
次に先ほど指定したゲームフォルダのResorceフォルダを開く。元となるTXT字幕ファイルをその中に入れる(ファイル名例:closecaption_japanese.txt)。
今度は肝心のDATファイルを作成するコンパイラ。
\Steam\steamapps\スチームアカウント名\sourcesdk\bin\orangebox(現在はsource2007もしくはsource2009フォルダ?)を開いて、captioncompiler.exeが入っているのを確認。
これはコマンドベースのプログラムなので、いちいちコマンドプロンプトから実行していたらメンドクサイのでここでBATファイル作成。
captioncompiler.exeが入っているフォルダと同じところに
captioncompiler コンパイルしたいTXTファイル名
pause
を記述したBATファイル作成(ファイル名例:captioncompiler.bat)
さきほど例に上げたclosecaption_japanese.txtという名前のTXT字幕ファイルをコンパイルしたいなら
captioncompiler closecaption_japanese.txt
pause
と記入して保存。
あとはこのBATファイルを実行させて、TXTファイルを置いておいたResourceフォルダにDATファイルが出来上がっていれば成功。
作成されない場合はSourceSDKのゲーム指定と字幕ファイルが置いてあるResorceフォルダがあっているか、
CaptioncompilerでのTXTファイル名の指定は間違っていないか、TXTファイルの記述にミスが無いか確認してみる。