Watchmen 読破


アメコミの最高傑作と呼ばれ、コミック本で唯一ヒューゴー賞受賞、タイム誌によって1923年以降に発表された長編小説ベスト100に選ばれた名作と呼ばれている作品。
慣れないアメコミで、ついつい日本の漫画と同じように右ページから読んで話が分からなくなったり、非常に内容が濃いので6時間もかかって読み終えた。
完全なネタバレになるけどどんな話かというと
世界大戦を避けるためにヒーローが選んだ道は市民を大量虐殺することだった」という話。
正義とかの価値観を根本から覆すような作品が20年以上前、しかもアメコミで誕生したのは驚き
タイトル通り「誰が見張りを見張るのか」。
そしてこれ読み終えた時、大半のアメリカ人が考えている原爆の認識を思い出した。
ヒロシマナガサキがあったから日本本土決戦は避けられた。原爆投下は正しかった。


それにしても、変態ヒーローしかいないこの作品で唯一「ロールシャッハ」だけは文句なしでカッコイイデザインだわ。

動き続けるロールシャッハマークの布マスク、トレンチコートと帽子姿、シンプルながらこれほどインパクトがある姿はなかなか無いわ。
まぁ、中身はチビおっさんなんだけど。


映画版 予告


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