IDEモードでインストールしたVistaをAHCIモードにする

自作PCで使っているMSIマザーボード「Neo2-FI」はAHCI正式対応のICH9Rではなく、無印ICH9搭載品ではあるもののBIOS側の設定でAHCIモードが用意されている。
だが、当環境ではIDE接続のDVDドライブ(DVR-109)が問題だったのかインストールディスクがブートできず、諦めてIDEモードでインストールする羽目に。
OSインストールした後に、AHCIモードにしても起動時にブルースクリーンエラーで止まる問題で困っていたが、検索したらあっさり解決方法が見つかった。
Microsoftサポート
DOS/V POWER REPORT
レジストリでAHCIドライバを強制的に読み込ませるようにしてやればOKらしいので試してみたら問題なく起動できた。
その後、Intel純正のAHCIドライバをインストールして安定動作していることを確認。理論上ランダムアクセスが早くなっているはずだが、AHCIモードに変えてもあまり体感できるほど違いは無かった。シーク音が減ったのでまあ良いかな。



IDEモード時のデバイスマネージャ
「Storage Controller 1」「Storage Controller 2」になっている



AHCIモード時のデバイスマネージャ
「AHCI Controller」になっている


2000やXPと違って、VistaだとAHCIドライバが標準で組み込まれているからインストールした後でも変更できるのは利点だな。
あまり世間じゃ評価されていないVistaだけど、こういう目に見えない改良点が多いので割と好きなのにね。