Steamのリマスター版バイオショックシリーズ、1は日本語音声付き、2は字幕のみのローカライズ

Steamストアページ - Bioshock: The Collection
Steamストアページ - Bioshock: Remastered
Steamストアページ - Bioshock 2: Remastered
グラフィックの改善、各種DLCを最初から収録、新規にオーディオコメンタリーなどを追加した次世代機向けのBioShockシリーズ(BioShock InfiniteのみPC版最高設定以上のグラフィック改善は行われていないのでオリジナル版のまま)。Steam版は単体やパック発売の他、オリジナル版を所有しているユーザーなら無償でアカウントに追加されているが、オリジナルSteam版では公式には無かった日本語ローカライズが、1では字幕だけでなく音声も含めて全て、2は字幕のみ日本語化されている。かつて旧世代コンソールで発売されていた日本語版と同等の仕様で翻訳内容自体も同じかと思われる。

www.youtube.com

スペック表の対応OSにはWindows 7の記載しかないものの、自分のWindows 10環境でプレイした限りでは問題なく遊べ、GeForce GTX 1070で4K解像度設定でも100fps以上出ている。ただ環境依存なのか、そもそもゲーム自体のバグなのか分からないが、時折流れるボイスが短い周期でループ再生される問題が発生する時がある(上記の動画では30分30秒あたりで特に目立っている)。
ゲームエンジン自体はUnreal Engine 2.5のままのようで、オリジナル版にあった最新環境での不具合は改善されているものの、その逆にオリジナル版にはないボイスループやその他細かい不具合、オートセーブ・マニュアルセーブ共にセーブ時に強制終了する場合がある問題が発生してしまっている。とはいえ、オリジナル版所有者は無料で手に入り、公式日本語対応や最新環境で動かないという問題は無いというだけでも十分価値がある。
ちなみに、360コントローラ接続時にマウスによる視点移動が無効化されるが、オプションの操作設定からコントローラの使用をオフにすれば接続していてもマウスでのプレイに切り替えられる。