DOOM(2016)のVulkan API、GeForce環境での効果

低オーバーヘッドがウリの新グラフィックAPI「Vulkan」に7月11日のアップデートで対応したリブート版DOOM
最新のビデオドライバをインストールし、ゲーム内オプションの「詳細」から「グラフィックAPI」を選択すればOpenGLからVulkanに切り替えることが可能となっている(切り替えには再起動が必要)。

Core i5 4670k 3.8GHz、メモリ DDR3-2400 16GB、GeForce GTX 960 4GB、Windows 10の環境で1080p、TSSAA、ウルトラ画質設定でVulkanとOpenGLのフレームレート計測を計測してみたけど
OpenGL

51fps


Vulkan

51fps

うーむ、RADEON環境では40%アップとか騒がれているけど、やっぱりGeForce環境だと全く同じか上がっても数fps程度で誤差の範囲しか効果がない。現状だと非同期演算(Asynchronous compute)がGeForce GPUだと動いていないようでアップデート中とのことだけど、Maxwell世代から弱点と言われてきてPascal世代でも完全に解決していないようで果たしてドライバレベルの修正で改善されるのだろうか。
話は変わるけど、この前メモリをDDR3-1600品からDDR3-2400品に変更したけど、DOOMだと何故かビデオカードを1〜2ランク上に上げたくらいにフレームレートが改善された。DDR3-1600の時は中設定でようやく60fpsといったところだったけど、2400に変えてからはウルトラ設定でも同じ程度のフレームレートが出るようになった。