To LOVEる 公式データブック「ぱ〜ふぇくととらぶる!」のインタビューが(文字通り)神過ぎる


画像は読書用1冊しか写ってないけど、読書用2、保存用、展示用、実用、スキャン用、予備用、計7冊確保しているよ。


このデータブックの特別企画として載っている矢吹&長谷見先生と大物漫画家(+声優)の対談がかなり良かったので、ここで一部引用。
本当は長谷見先生も出てきて、「To LOVEる」という作品がどういう方向性で書かれているかよく分かる内容になっているがここでは取り扱わない。


まず初めに桂正和先生(代表作「電脳少女(ビデオガール)」「シャドウレディ」「アイズ」「ZETMAN」)。
矢吹先生と同じく、桂先生の「シャドウレディ」や「アイズ」は小学生だった当時の自分には大変お世話になりました
まさにの対談である。
そしてやっぱり出ましたお二人とも代表作に、少年誌によるHな表現の漫画があるということ、更に東京都青少年健全育成条例のことも微妙に匂わす話題「表現とは」

矢吹先生「(中略)例えば『I's(アイズ)』がコミックスになるときも、桂先生、雑誌連載時からかなり修正されていましたよね当時、それが僕は気になって、連載で読んでいるのにコミックスも改めて買っていたんですよ。一体どう変わっているのか楽しみで(笑)。そしてそれを今、ジャンプを読んでいる子たちにも同じように経験してもらいたくて、それで『TL』のコミックスではかなり多めに追加修正を入れているんですよ。」


桂先生「あー、なるほど。でも僕、そんなに言われるほど変えてたかなぁ?」


矢吹先生「乳首とかよく追加されていましたよね?」


桂先生「あれはね、無いと気持ち悪いんですよ、あるはずのものが無いってのが。」


矢吹先生「わかります!」

あの、数々のファンサービス・単行本修正は桂先生の影響だったのか・・・
乳首はあって当たり前ですよね〜。
思春期は皆、乳首に興奮して大人に成長していく。
再度言いますが、僕も大変お世話になりました。



表現規制と作家性のせめぎあい



桂先生「(中略)・・・それで表現規制という話に戻ると、『電脳少女』の頃に僕からいつも編集部に言ってたのは『人を好きになればどうなるか、付き合い始めたらどうなるかってのは、僕が書くならちゃんと出したい』という事なんですね。健全な男がひとつ屋根の下で女の子と2人っきりになれば『どうやって抱こうか?』と一切考えないことはないだろうし、それで一緒に布団に入ったら身体がどう反応するかとか・・・。(中略)それからですね、容赦なくバンバン苦情が来だしたのは(笑)。(中略)でもああいう苦情言う人たちって、実際は中身もよく読まずにパラパラめくって、たまたま目についたものに対して『はいダメ!』って感じじゃないですか。(中略)でもその事件があってから、また少し変わりましたね。『ああ、これはいいのね。よし、じゃあここまでやってやるよ!』とか、もう完全にケンカ腰で・・・まぁ僕も若かったですからね。(中略)」


矢吹先生「なるほど、あれは桂先生の反骨精神の証だったと(笑)。」


桂先生「ええ、もう腹が立って腹が立って仕方なかったですから(笑)。その基準や決め方ってどう考えてもおかしいよねって。」


矢吹先生「ああ、そこは僕もすごく実感しています。曖昧というか、本当に適当なんですよ。(中略)」

規制じゃ反発を食らうだけだ。逆に更にキワドイ表現が生み出されていく事の繰り返し。規制派はそれを分かっていない。



お次は師匠にあたる小畑健先生(代表作「ヒカルの碁」「デスノート」「バクマン。」)との対談から引用

矢吹先生「僕はネームの段階は普通のコマ割で、担当に分かればいい程度の絵を書いています。具体的な絵やキャラの配置を決めるのは、完全に原稿の段階です。だからキャラの立ち位置で、後から困ることがたまにあるんですよ。『このキャラ、こっちに書いておけばよかった!』とか。そして原稿の段階は、エロの神待ちでもありますね(笑)」


小畑先生「え・・・?エロの神?」


矢吹先生「ええ、エロシーンのアイディアを授けてくれる神様待ちです。『神が降りてこないから、このシーンは後回しにしよう』とか」


小畑先生「そいつはすごいなぁ・・・(笑)」

やはり矢吹先生には神様が憑いているんだ!!!




矢吹先生!!!


例え「エロ漫画家」「恥を知れ」「変態野郎」と他人からどんなに罵倒されたり、社会から迫害されようとも、あなたを信じ一生ついていきます!!!

ジャンプ SQ. (スクエア) 2011年 04月号 [雑誌]

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To LOVEる -とらぶる- ダークネス (1) (ジャンプコミックス)

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Dreamcast Collection PC版

Steamストアページ - Dreamcast Collection
Steamに出たから購入してみた。
とりあえず、クレイジータクシーソニックアドベンチャーDXだけプレイ。ソニックアドベンチャーはゲーム中のオプションから日本語化できる。
これは、単品で売っていたPC版の方が遥かに出来がいいぞ・・・


両方ともXBLA版からのベタ移植なせいで、解像度が上限1280*720止まり(前から売っていたPC版は1280*960まで上げられた)だし、


ソニックアドベンチャーなんて4:3の画面が中央に表示されるだけだから、実解像度よりもかなり低くなってしまう。
60fps化しているとはいえ、これでは全然嬉しくない。
クレイジータクシーXBLA版、PS3版同様にオフスプリングの曲完全にカット。
あと、自分の環境が悪いのか。設定やゲームセーブが保存されないせいで、まともに遊べない状態。アップデートとかくるのだろうか?



バットマン マッドラブ ハーレイ&アイビー


数日前に読み終わっていたけど今更取り上げる。
アニメシリーズのオリジナルキャラとして誕生したハーレイ・クイン
あまりの人気に、コミック側に逆輸入され、更に主人公として取り扱われている2作品を収録した本。
「マッドラブ」はジョーカーに恋するハーレイだが、思いを寄せる相手との理想の環境を求めようとするあまり、周りが見えなくなって暴走し更には相手からも追いやられる悲しさを書いた作品(オチが一応ハーレイの心の中では報われているけど)
「ハーレイ&アイビー」はジョーカーを出さずに、相棒であるアイビーを出して二人のコンビとしての面白さと可愛らしさを表現した作品となっている。
ハーレイもアイビーも可愛らしいし、アニメシリーズを基準にしているのでバットマン(アメコミ)特有の暗い部分が無く、話も単純で分かりやすく、漫画慣れした日本人にも十分に向いていると思う。
日本のクリエーターはアメコミヒロインのフィギュアイラストを書くだけじゃなくて、試しに日本の漫画家がバットマンの話そのものを書いてくれれば面白そうだし、より日本人にもアメコミを知ってもらう機会になりそうなもんなんだが、DCコミックとどこかの日本の出版社(小学館集英社プロになるだろうが)が企画してくれないかな。

鈴木史朗(73)、ゲームのやりすぎで反射神経が研ぎ澄まされ、免許の更新実習でも超高得点を記録

痛いニュース(ノ∀`)
なんかBlogのアクセス元に「aki_tan」のキーワードで来る人が増えたけど、この記事が原因か