バットマン:マッドラブ/ハーレイ&アイビー 翻訳版が再版

うわぁぁぁぁーーーーー!!!
Amazon.co.jpからのメールで今更知ったが、「バットマン:マッドラブ/ハーレイ&アイビー 」が再版されるのか。
中古本で1万円という恐ろしい値段がついていたので、どうしようか悩んでいたけど、再版版を速攻で予約したわ。

バットマン:マッドラブ (ワールドコミックス)

バットマン:マッドラブ (ワールドコミックス)

バットマン:ハーレイ&アイビー (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

バットマン:ハーレイ&アイビー (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

キック・アス 購入


アメコミの「キック・アス」を購入しました。
物語はアメコミのヒーローに憧れるごく普通の高校生が主人公。ある時、eBayで購入したコスチュームに身をまとい、覆面ヒーローごっこを楽しむが、絡んだチンピラには逆にボコボコにされ、終いには車にひき逃げされ重傷を負う始末。それでも傷が治ったら、覆面ヒーローごっこを続け、ある時路上で襲われている人を救った映像がYoutubeにアップされ、一躍時の人に。そして、同じコスチュームヒーローだが正真正銘の殺し屋であるヒットガールという少女と出会い・・・というお話。
セックス描写あり、スプラッター描写が過激な作品。刀や木材で相手の頭をカチ割ったり、体に突き刺すなんて当たり前。銃でチ○コを撃ち抜いて先端が見えてるなんていう描写まである。チ○コ、マ○コ、フ○ックなんて言葉ももちろん発せられる。
だからこそ、この作品はリアルであり、現実世界のヒーローだと感じるのである。
この作品の覆面ヒーローはスーパーマンバットマンスパイダーマンのような特殊能力や重装備に力を任せたスーパーヒーローなんかじゃないのだ。「そこらへんにいる10代のガキ」なのだ。そんな奴がナイフや銃を持っている連中を相手にするなら、どんな汚い手を使ってでも再起不能にするしかない。不殺なんて綺麗ごと言っていたら、その前に殺されてしまう。
アメコミの傑作「Watchmen」が「現実世界に覆面ヒーローが現れたらどうなるか」という題材で「正義と悪を決めるのは誰なのか」というテーマだったが、「キック・アス」は「ただの冴えない人間が覆面ヒーローになったらどうなるか」という物語で「所詮ただの人間は、ヒーローなんかになれずただの人間のまま」だという話。


映画版も出ており、自分はまだ視聴していないがなかなか評判は上々だけど、原作とはかなり違った内容となっているようなので、原作版ファン、映画版ファンがそれぞれ互いのキック・アスを見るとイメージと全然違う可能性あり。
どうやら映画版製作前に原作は終わりまで進んでいなかったようで、中盤までの展開しか同じじゃなく、エンディングもハッピーな形に終わらせているとか。

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)

キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)

キック・アス DVD

キック・アス DVD

アニメ バットマンDVD


日本でも一部エピソードが放送された90年代テレビアニメ版バットマン
初期放送分のみならDVD化されているようなので、注文して視聴。
やっぱりアニメのバットマンも雰囲気いいわ。
特に、ハービー・デント(トゥーフェイス)のエピソードは傑作。基本的にトゥーフェイスのエピソードはキャラが立っているので面白くなるのは当然かもしれないけど、バットマンと同じく表と裏の顔が存在し、正義感が強すぎるが故に悪に染まりやすいという、テーマ性もしっかり描かれている。
ただ、このDVDのエピソードだとペンギンのエピソードがあまり面白くないのが難。

TVシリーズ バットマン 伝説の始まり [DVD]

TVシリーズ バットマン 伝説の始まり [DVD]

TVシリーズ バットマン 闇の中から [DVD]

TVシリーズ バットマン 闇の中から [DVD]

バットマン ブラック&ホワイト2


アメコミ有名アーティストによる短編集。
「キリングジョーク」「ロングハロウィーン」並とはいかないけど、全ての作品がそれなりのクオリティの話である。
ただ、やはりというかなんというか本の値段が3,000円というのは・・・。
その割にページ数に大して本が薄いせいか非常に読みづらい作りになっている。ローカライズ料とかあるだろうけど、高い分本の質も上げて欲しかった。

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン イヤーワン/イヤーツー

バットマン イヤーワン/イヤーツー

バットマン : ロング・ハロウィーン


2巻は出版社に在庫が残っていたが、1巻は在庫が無いとのことで一度断られ、検索してみたらHMVに新品の在庫があったので購入。
ストーリーはバットマン、ゴードン、デントの三人がゴッサムシティのマフィアを撲滅しようと奮闘するが、祝日などの記念日に合わせてマフィア達を殺害する「ホリディ」と呼ばれる殺人鬼が現れ、果たして正体は・・・といった流れ。
明暗がはっきりとした色使い、独自の台詞回し、一気に場面が展開するページ構成など、日本の漫画とは違う独特のカッコ良さがあって非常にいい。
また、「ウォッチメン」同様、読者によって物語の結末の見方が変わってくる構成になっているが、結局「ホリディって何者だったのか?」と分からなかった人もいるし、描いた通り読者によって答えが変わってくる内容になっているので編集担当:石川裕人氏による謎解き解説ページが存在する。
「バットマン:ロング・ハロウィーン」の謎に迫る!
※完全なネタバレなので読んだ後に見た方がいいです。
ただし、これも数あるひとつの推理だし、最終的には一人一人ので結論を出して欲しいっていうのが作者の考えだろう。

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : イヤーワン/ イヤーツー


これまた大満足の出来だった。
イヤーツーはまあアメコミだな(いや面白いんだけど)って思う程度の話だけど、イヤーワンは話が面白いだけじゃなく見ていて非常に印象に残る構成になっている。
別に絵が綺麗とか動きが感じられるとかそんなわけでもなく、はっきりいって展開も淡々と進んで行くだけだし、日本の漫画で同じような内容だったら糞漫画扱いされるんだろうけど、何故にこうも違いがあるのか。


今度は注文しているロングハロウィーン 1巻&2巻を届いたら読むぞ!

バットマン イヤーワン/イヤーツー

バットマン イヤーワン/イヤーツー

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

Batman The Long Halloween - Action Figures SET

Batman The Long Halloween - Action Figures SET

「Vフォー・ヴェンデッタ」、「バットマン : キリング・ジョーク」


ウォッチメン」を読んで、他のアラン・ムーア作品を読んでみたくなったので、丁度よく復刊再翻訳された「Vフォー・ヴェンデッタ」と「バットマン : キリングジョーク」を購入しました。
「Vフォー」は何度か読んでみないと感想が出にくいが、「キリングジョーク」はかなり読み応えがあった。ジョーカーのイカレっぷりや誕生秘話に関してはこの作品の内容がいちばんしっくりくる。
でも、最後の3コマの意味がどうなのかやっぱり分からん。説明するとか書かれている後書きでもかなりボカして書かれてて、拡大解釈して読者の判断に任せるって事なんだろうなぁ。
やっぱりアメコミは日本の漫画と比べると、芸術的とか文学的な作品ではあるけど、その分気軽に読むには難しいな。良いところでもあるし悪いところでもある。


原作バットマンは今のところ、これと「ダークナイト・リターンズ」しか持ってないけど、「ロングハロウィーン」とか「イヤーワン」も購入してみようかな。

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)

DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付) (SHO-PRO BOOKS)

DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付) (SHO-PRO BOOKS)

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン イヤーワン/イヤーツー

バットマン イヤーワン/イヤーツー