Steamで「Halo: The Master Chief Collection」が予約開始、「Halo: Reach」配信日は12月4日で日本語対応?

巨大なリング状惑星「ヘイロー」を舞台に、エイリアン「コヴナント」と人類の対コヴナント部隊の一員であるマスターチーフとの死闘を描いた大人気SF FPS「HALO」シリーズ

そのHALOシリーズからナンバリングの「Halo: Combat Evolved Anniversary」「Halo 2」「Halo 3」「Halo 4」、外伝にあたる「Halo 3: ODST」「Halo: Reach」の6タイトルを収録した「Halo: The Master Chief Collection」がSteamで予約が開始されている。

Halo: Reach」配信予定日は12月4日で、すべてのタイトルを収録したパッケージだと定価4,212円、配信日が確定している初リマスターとなるHalo: Reachのみ現時点ではバラ売りされておりこれのみだと1,150円となる。

Halo: Reach」以外のPC版タイトルがいつ配信されるかは確定していない。

HaloシリーズはXbox独占タイトルで今までPC版は1と2のみがリリース、かつそのPC版もパッケージ版のみで現在では入手が難しくなっていたタイトル、またHalo: Reachはマスターチーフコレクションに未収録でXbox Oneでも360互換機能を利用して720p/30fpsでしか遊べなかったが、今回のPC版コレクションリリースでプレイ環境の敷居がだいぶ低くなり、名作Reachも高画質化&高フレームレート化で快適に遊べるようになっただろう。

 

Steamストア公開時には日本語対応にチェックが入っていなかったが、予約が開始されてストアページの更新が入るとUIの日本語対応のチェックが追加された。

新規に追加されたHalo: Reachのストアページでも日本語UI・日本語音声にチェックが入っているが、他のタイトルのストアページでは現時点でマスターチーフコレクションストアページ開設時と同じ5言語分にしかチェックが入っていない。仮開設による最低限の表記しかしていないためだと思いたい。

国産のホラーゲーム「Lurk in the Dark : Prologue」がSteamで無料配信中。後編及び本編を制作費を募るクラウドファンディングも実施

日本のゲーム開発を行っている「IDEA FRUITION」が制作したホラーアドベンチャーゲーム「Lurk in the Dark : Prologue」がSteamで無料にて配信中。国産なので日本語字幕に対応、音声は英語のみ。

配信直後ストアページにゲームをインストールボタンが出てこないという不具合が生じていたが現在では修正済み。

配信されているのはプロローグシナリオ「Episode : THE GUILTY」の前編部分にあたり、プレイ時間はおおよそ40~60分。後述するクラウドファンディングが成功した場合はプロローグ後編と本編のシナリオが制作予定となっている。

ゲームの舞台は木工と採掘で栄えた町「バベルズヒルトップ」。ジョン・ラグルス氏邸宅で殺人事件が起きたという警察への通報を受け現場へと急行するが、捜査員の一人"マーカス・ブラウン"が身の毛もよだつ体験をするというもの。

率直に言ってしまえば「P.T.」や「バイオハザード7」と同じ主観視点で狭い通路で構成された邸宅内を歩きまわり、仕掛けられたパズルや演出を解き明かしていくというゲームシステム。

上記ゲームのフォロワーという印象で、机の上にあるオブジェクトをクルクル回転して調べてから入手する操作なども近視感はあるが、何が出てくるか全く見当もつかない薄暗い廊下や部屋をビクビク歩かなくてはならず非常に心臓に悪く、肝心の演出面でもよくある流れかと思ったら予想外の展開に驚かされる。

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現在、目標額2,000万円としたプロローグ後編および本編制作のクラウドファンディングKickstarterにおいて実施中で、目標額が集まった場合はモーションキャプチャーシステムの導入、声優の起用、DTMの購入や楽曲の製作費に使われる予定。ただし目標額に到達されなければゲームそのものの開発が終了するという。

仮に目標額に到達しなければ現時点で支援に名乗りを上げている人から出資金は引き落とされない。

Kickstarter - Lurk in the Dark

まだ始まったばかりとはいえ、この記事を書いている時点で残り27日、バッカー数は32名で14万円という進捗で、このままのペースだと2,000万円は集まるかは不透明な状況。

無料版の出来から判断すれば相当に期待できるものであるものの、ゲームのクラウドファンディングで数千万円のゴールというのは固定ファンがいるか有名作品にかかわったクリエイターの新作、新規ではバズって話題にならない限り成功した事例は少ない。

また本編の配信が4年後の2023年内というかなり遅い印象があり場合によっては延期する事例が今までのゲーム系クラウドファンディングであった事を考えると、今から出資して完成するころまでに興味が薄らいでしまわないか、様々な要因でプレイ環境そのものが変わってしまう可能性があるのも出資を躊躇する要因の一つになりえる。

PC版「デス・ストランディング」の予約がSteamとEpic Games ストアで開始。発売予定日は2020年夏頃

スナッチャー」・「ポリスノーツ」・「メタルギア」シリーズを生み出してきたクリエイター小島秀夫監督の最新作「Death Stranding」がSteamストアEpic Games ストアの両方で予約開始されている。

PC版発表時点で心配されていた特定ストアでの独占配信はなされない事が確定した。

価格は定価7,590円、日本語音声・字幕ともに対応済み。詳細な日程は表記されていないが、発売予定日は2020年夏ごろとなっている。

Steam版「ライザのアトリエ」グラフィック設定とマウス操作の追加、細かい不具合を修正するアップデートが配信

Steam(PC)で配信されている「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」にグラフィック設定とマウス操作の追加、ユーザーアビリティの向上や細かい不具合の修正を行うアップデートが配信された。

詳細は上記のアップデート履歴から確認できるが、配信直後から問題点として多く上がっていたグラフィック設定が解像度とフルスクリーンの切り替えのみ、操作がコントローラとキーボードのみにしか対応しておらずマウスが使えないという致命的な欠点は、完ぺきではないが多少なりとも解消されたこととなる。

また、正確に確認したわけではないが、「高フレームレート時に発生していた不具合を修正しました。」という修正内容から60fps動作時にキャラクターの衣服が小刻みに揺れる不具合が解決されたかと推測される。先に発売されたPS4・Switch版が30fpsで、せっかく60fps動作が可能なPC版のメリットをやや弱めてしまう問題だったのでこちらも解決されたことは喜ばしい。

※追記:ロード時などで強制終了するといったことが頻発する環境では、WindowsのディスククリーンアップでDirectXシェーダーキャッシュと一時ファイルの削除したり、ビデオドライバから垂直同期(VSync)設定を無効化している場合は有効(デフォルト)設定に戻そう。元が30fps動作のゲームなので高フレームレートになると不安定になりやすい。

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追加されたグラフィック設定とマウス設定は起動時のメニューから「Settings」を開いて上の画像で赤と青で囲った箇所に追加されている。

 

グラフィック設定

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影の解像度の選択と各種エフェクトのオンオフが可能になっている。

 

マウス設定

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「マウス操作を有効にする」にチェックを入れればゲーム内で視点操作をマウスで行うことが可能となる。ただし、各種メニューの選択や錬金画面は今まで通りキーボードやコントローラで項目移動を行わなくてはならず、このチェックを入れていると今度はコントローラ側のスティックで視点移動ができなくなる。正直、応急的な処置というのが否めない。

 

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細かい点としてアトリエ机メニューから直接「ゲームを終了する」項目が追加された。

わざわざタイトル画面に戻ってから終了する手間が省けた。

 

Steam版「戦場のヴァルキュリア4」有料配信だった全DLCを収録したコンプリートエディションにアップデート

11月7日、セガゲームスシミュレーションRPG戦場のヴァルキュリア4」Steam版が有料配信だった6種のミッション・シナリオDLCをすべて収録したコンプリートエディションにアップデートされた。定価は8,629円、日本語音声・字幕ともに今年2月のアップデートで対応済み。

既にゲーム本体をSteamで持っている人なら無条件で追加されており、これから新規に購入する人もDLCを別途購入する必要は無くなる。

 

配信が停止していたSteam版「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」11月6日より配信再開

スタジオTRIGGER製作のアニメ「リトルウィッチアカデミア」を原作にしたゲーム「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」

Steam版が10月31日に突如配信終了となってしまい、このまま入手不可なゲームとなってしまうのかと心配されていたが、11月6日から再び配信が再開された。

なお、配信を一時的に停止していた理由などは現在のところアナウンスされていない。

Steamストアでの定価は税込8,360円で、40ドルのゲームがおま値でべらぼうに高いので外部ストアから買ってきてキーを登録したほうがよさそうだが、今のところ外部ストアでの販売再開はなされていない模様。

Steam版「オクトパストラベラー」からDRM Denuvoが削除される?

Nintendo Switchで発売されその後Steam(PC)版が発売されたRPG「オクトパストラベラー」のSteam版から違法コピー対策に使用されているDRM「Denuvo」が削除されたという噂が出ている。

Thank you for removing Denuvo :: OCTOPATH TRAVELER General Discussions

11月5日に告知や詳細も流れず突如アップデートが配信され、確認できた変更点は実行ファイルのファイルサイズがアップデート前よりも約10MB近くも容量が削減されたのみ。

ただし、ストアページの利用DRM注意文ではまだDenuvoの表記があり、アップデート情報やスクウェア・エニックスから正式に発表されたわけではないので正確かはまだ不明。

 

Denuvoは今まで登場してきたDRMよりも強力な強靭性を保っているプロテクトで、最終的には突破されるとはいえ解析までに時間がかかるのでゲームの発売からすぐ最悪の場合正式版発売前に海賊版が出回るという事態を防いでいた実績から、今でも採用するメーカーは少なくないが、その厳重なプロテクトゆえにゲーム以外に余計な処理が発生してパフォーマンスに多少なりとも影響を与えているという批判も出ている。

違法コピー対策で無効となってしまってもアンチチート対策向けとしても提供されているものなので一概にDenuvoを採用することは問題というわけでないが、シングルプレイオンリーのゲームでDRMとしての役割が終わっている(Denuvoのセキュリティが突破されている)タイトルに関しては速やかにDenuvoの使用を撤廃してもらいたい。