ずっとおま国のター・・・じゃなかった。Steam版「遊戯王 デュエルリンクス」が日本語字幕対応

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漫画「遊戯王」を題材にしたカードゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」
Steam版は2017年11月17日から配信が開始され日本からも遊べる状態になっていたものの、日本のゲームであるにもかかわらず日本語字幕も音声も収録されていないといういつもの残念な状況が続いていたが、2018年2月19日付のアップデートで遂に日本語字幕追加された。ただし、追加されたのは字幕のみで音声は今まで通り英語と韓国語のみ。
既にYahoo!ゲームで正式に日本語PC版が配信されてはいるので、どうしても英語音声に馴染めなければそちらで問題なく遊ぶことも可能だが、PCゲーム環境をSteamで統一したいという人も多いはずなので、音声も日本語化されることを願うばかり。

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Steam版東京ザナドゥeX+、2月8日付けのアップデートで完全日本語化

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急激に拡大した中国市場向けに旧正月セールを実施しているSteamにおいて、2月20日まで40%オフのセール対象にもなっている日本ファルコムの「東京ザナドゥeX+」

日本ファルコムのSteam移植作品は、Twitterでの過去の発言が何度も蒸し返されたり、権利関係で日本語字幕に対応しても音声だけは英語といった残念な評判が多く聞かれていたものの、この東京ザナドゥeX+に関しては他のSteam版パブリッシュを務めたXSEED GamesやマーベラスUSAではなくAksys Gamesという会社が代わりに担当し、発売当初は日本語音声のみ収録していたが2月8日のアップデートで日本語字幕にも対応した。

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本来ならば去年の9月に発売されるはずだったイース8が予定通り発売されていれば日本ファルコム作品では初の日本語音声・字幕両対応となるはずだったが、度重なる延期で発売日が未定となってしまってしまっているので、公式で完全日本語版となるのはこの作品となった。

Steam版真・三國無双8が発売開始。何故か日本語・中国語に正式には非対応

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※追記:アップデートでレジストリ書き換えによる日本語化が不可能に

オープンワールドとなった三國無双シリーズの最新作「真・三國無双8」

PS4版が2月8日に発売されていたが、Steamにおいても突如ストアページが開設と発売された。価格は定価8,424円で、2月20日までの期間限定で10%オフの7,582円となっている。

更に4月30日までに購入すると、7つの特典衣装も無償でついてくるおまけも用意されている。

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ただ、このSteam版相当評判が悪い。PS4 Proでもフレームレートがガタガタで低いと言われていたタイトルというだけあって、PC版もそれなりのスペックであっても安定したフレームレートを維持できないという問題も抱えているが、国産ゲーなのに音声のみで日本語字幕非対応、更に三國志を題材にしているのに中国語にも非対応という、最近のコエテク作品は割と日本語・中国語ともに対応してきたというのに無双8だけに関しては対応しないという謎の仕様となっている。

 

ただし、内部的には日本語・中国語データともに用意されているようでレジストリエディタで設定を書き換えるだけで日本語化することが可能らしい。

一旦ゲームを起動して終了し、レジストリエディタ(Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き「regedit」と入力)を開き、

HKEY-USERS/S-1-5-21-(省略)/SOFTWARE/KoeiTecmo/Dynasty Warriors 9/Graphic Setting

にある「Language」の値を0にすれば日本語化されるとのこと。

アップデートで正式対応されるのか、それともアップデートと称したデータデリートが実施されるのか。

Xbox One Xを47,000円で購入

ヤフオクを見てたら、税込定価53,970円で発売されているXbox One Xの新品が税込み45,000円程度で出品されていたのを発見。どうせ落札できないだろう、と思いつつも中途半端に46,000円で入札してみたらそのまま無事に落札できてしまった。買う予定無かったのに嘘だろおい・・・。まあ、送料込みでも約47,000円程度で定価よりも7,000円近くも安いんでいいか。

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届いたXbox One Xは説明通り新品の代物で、箱に凹みや内側に破れ箇所があるので美品というわけではないが、本体自体は綺麗な状態のままであった。

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PS4は持ってないので薄型PS3との大きさ比較

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ほぼ薄型の寸法よりわずかに大きい程度のサイズで、しかもこれで電源まで内蔵しており電源ケーブルもPSシリーズと同じサイズの眼鏡型ケーブル。アメリカンなサイズと連想される揶揄される事が多いXboxシリーズだったが、Xbox One SやXでは狭いテレビラックにもすんなり入れることができ、モノリックなデザインでAV機器と並べても違和感がない。。

 

Xbox One XはPS4に対するPS4 Proと同様に、既存のゲームもそのまま遊べて対応ゲームなら更に画質が上がるというXbox One上位版にあたる機種。Xbox One対応しているゲームであれば旧世代機の初代Xbox・360のゲームもディスク版もダウンロード版もそのまま遊ぶことができる下位互換機能が備わっているが、Xbox One Xでも同じく対応しておりそのままソフトウェア資源が引き継げる。

従来機であるXbox One SもPC版が出なかったレッド・デッド・リデンプションを遊ぶためだけの目的で買ってはみたものの、あまりにももっさりなUIと貧弱なソフトのラインナップに嫌気がさして3か月程度で売り払ってしまい、代わりに買った旧世代機のXbox 360 Sの方が快適にゲームが遊べたのには唖然とするしかなかったが、このXbox One Xは現時点でコンソール機最強のスペックを大々的に宣伝している通り、その名に恥じない性能をカタログスペックやベンチマークといった数値としてではなく、体感として感じられるほどキビキビと動いてくれる。

Xbox One Sではゲームの立ち上げだけでなくXbox本体のシステムメニューを何か開くたびに最短でも1~2秒待たされるような動きをしていて、あまりの重さにストレスが溜まっていくばかりだったが、Xbox One Xでは何をするにも一瞬で動作し、ゲームの立ち上げ時に出てくるスプラッシュ画面も数秒だけ表示されてすぐゲームが起動する印象。

対応ソフトなら4K・HDR対応と謳われているが、既存のXbox One・360互換機能のゲームをXbox One Xで動かしても意味がないのかと言われたらそんなことはなく、フレームレートが低下するゲームだったらフレームレートが向上したり、ロード時間も短縮されて、アニソトロピックフィルタリングが強制的に4xから16x設定に切り替わるようで従来よりもテクスチャがシャープに見える効果がある。

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上限30fpsのゲームが60fpsになったり、解像度720p・900pのゲームが1080pに表示されるわけではないが、これだけでも大分見た目やプレイ時の操作感が大きく改善してくれる。

動作音も殆ど無く、CPUクーラーの音は内蔵HDDのシーク音の方が煩く感じられるほど静か。

 

ただ、Xbox One Xなら快適なゲーム環境を約束できると言えるんだけど、裏を返せば従来のXbox Oneがあまりにも性能面で不満を覚える仕様で、ただでさえ独占タイトルが少なくなった世代のゲーム機で、PS4/PCで同じゲームが出ていたらあえてXbox One版を購入する意味が本当に無かったために普及率で大きく差を広げられ、それに伴いリリースされたタイトル数も他プラットフォームに比べて少なく、Xbox One Xが出たからといって簡単にはこのソフト日照りは解決しない状況になっている。まして日本ではXbox One Xが出る前に、縮小されていたXboxコーナーの売り場を完全に撤去する店舗が相次いでいて、売れないからソフトが出ない、ソフトが出ないから売れないという状況に拍車をかけている。

 

どんなに性能が良くても、ソフトが無くてはハードは持ち腐れである。

 

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

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3月7日に発売が予定されている「ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION」の動作確認が行えるベンチマークテストプログラム。ホスト4人組が高級車で山道を走行、チョコボに揺られ釣りを楽しむ、スタイリッシュ戦闘、もはや芸術の域に到達している料理を堪能しつつ野営を楽しむ4人組といったどこからツッコんでいいかよく分からない光景の数々を思う存分眺められる。

ただベンチマークプログラムとしては、解像度は1280*720・1920*1080・3840*2160の3段階、画質設定も軽量・標準・高と3段階までの切り替えでしか行えず、高設定だとテクスチャや影品質の設定が上がる他に、画質設定の軽量化で真っ先に切るであろうNVIDIA Gameworks関係の設定まで強制的にオンになる影響で数段重くなってしまい、高設定では実ゲームで実際に設定することが想定されるグラフィック設定とは異なる状況でのテストになる可能性がある。

また自分がテストした限りではベンチマーク中にカクツキのようなものが発生してしまい、自動的に移動するキャラクターの動きが毎回微妙に異なっているせいカメラワークやアクションに差異があってベンチマークスコアにもわずかにバラツキが発生している。

 

ベンチマーク結果の一例として、Core i5 4670K、メモリ16GB、GeForce GTX 1070の環境では1080p 高設定において6300~6400程度のスコアが出る。

下の動画はShadowplayを利用して録画したため若干スコアが下がっているが大体このくらいの動作。

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Steam版ギルティギア2 画質改善Mod

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2D格闘ゲームだったはずなのにナンバリングタイトルでいきなり格闘アクション + RTSというジャンル変更、ストーリーが前作からいきなり何年も先に進んだため急展開、Xbox 360専用タイトルということで賛否両論を巻き起こした2007年発売の「GUILTY GEAR 2 -OVERTURE-」

2016年4月1日になって突如としてSteam版が発売され、360専用という敷居の高さは緩和されたが、対戦ツールとしては良作という評価もあるものの流石に古いタイトルというのもあってプレイヤー人口は伸びず、またもう一つ大きな問題点としてPCゲームとしてリリースされたにもかかわらずグラフィック設定が一切ない(F11キーでフルスクリーンに切り替えられるのみ)という致命的な欠点があった。デフォルトでもある程度見栄えが良ければいいが、360版当時としても十分とは言えないグラフィックで、PC版でも720p相当の解像度と思われるボケたレンダリング解像度とソフトシャドウすらかかっていないジャギーやモアレの目立つシャドウマップが余りにも醜い。

2016年のアップデートアナウンスではグラフィック関連の設定も追加されることがアナウンスされていたが結局実装されず、既に2018年になっているのでサポートも終了してこのままと思われるので、需要は無いに等しいとは思うけどAPIフックプログラミングの練習も兼ねて画質改善Modを作ってみた。

※追記:ジオシティーズ閉鎖で古いバージョンがダウンロードできなくなったので、ついでにModを改良して更に高画質化したバージョンを上げ直す

上記の記事からダウンロード可能

 

これより下に記載した古いバージョンは既にダウンロードできません

GG2fix

名前からもわかるとおりPC版ダークソウルの高画質化 & 60fps化を参考にしている。圧縮ファイル内の「d3d9.dll」と「gg2fix.ini」を、「ggsx.exe」があるゲームフォルダと同一の場所にコピーするのみ。設定はgg2fix.iniを書き換えることで行える。

 

比較例

デフォルトの画質

画質改善Modでの画質

 

レンダリング解像度のみ上げた状態での影の解像度比較

デフォルト

画質改善Mod

 

 

似たようなMod作ったり、他のプログラム作成する際の自分メモ用にAPIフックプログラムの原理を説明すると、

  1. 対象の実行ファイルで読み出されるAPIが記述されたDLLファイルのダミーを作成。
  2. そのダミーDLLファイルが読みだされた(DllMain関数が実行された)際に、関数LoadLibraryでオリジナルのDLLを読み込み、GetProcAddressでアドレスを取得して別名の関数に割り当てておく。
  3. 基本的にダミーDLL内で記述したAPIでは、そのまま引数を別名に割り当てていたオリジナルのAPIに引き渡し、戻り値もそのまま利用するようにする。
  4. 何か処理が必要な場合、オリジナルのAPIに引数を渡す前に処理を行ってから引き渡す。

今回のModの場合はテクスチャ作成のAPIで特定の解像度とフォーマットだった場合に値を書き換えてオリジナルAPIに渡すように変更。

 

HRESULT APIENTRY hkIDirect3DDevice9::CreateTexture(UINT Width,UINT Height,UINT Levels,DWORD Usage,D3DFORMAT Format,D3DPOOL Pool,IDirect3DTexture9** ppTexture,HANDLE* pSharedHandle)
{

 

return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle); return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);

}

 とダミーAPIではなっているところを

 

HRESULT APIENTRY hkIDirect3DDevice9::CreateTexture(UINT Width,UINT Height,UINT Levels,DWORD Usage,D3DFORMAT Format,D3DPOOL Pool,IDirect3DTexture9** ppTexture,HANDLE* pSharedHandle)
{

 

if ( (Width == 1024 && Height == 1024) && (Format == D3DFMT_R32F || Format == D3DFMT_D24S8) ) {
return m_pD3Ddev->CreateTexture(4096, 4096, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);
}

 

return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle); return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);

}

 

とすれば強制的にシャドウマップ用の解像度が元の縦横1024ピクセルの物から、4096ピクセルのものに切り替わる。

一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム「Amnesia Collection」がHumbleストアで期間限定無料配布

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古城で目を覚ました記憶喪失の男が自身が何者なのかを探っていく一人称視点のホラーアドベンチャーゲームAmnesia: The Dark Descent」と、よりストーリー重視になったもののシステムの変更で賛否両論を巻き起こしたその続編「Amnesia: A Machine for Pigs」がセットになった「Amnesia Collection」がHumbleストアにおいて日本時間1月28日午前2時までの期間限定で無料配布されている。
配布方法はいつものようにSteamキーとなっており、Humbleのアカウントにログインした状態でストアページの「ADD TO CART」「CHECKOUT」「Get it for Free!」ボタンを押していけば、キー表示ページのリンクが載ったメールがアカウントに登録してあるメールアドレスに届くはず。

一度Steamのアカウントに登録すれば半永久的に所持できるが、キーの有効期限は2月10日までとなっており、また両作がセットになった1本のキーでの配布となっているので、どちらか片方を持っていても余った1本を他人に配ったりといったことはできないので注意。

 

両作品とも公式には日本語版は配信されていないタイトルだが、「The Dark Descent」にだけは日本語化Modも存在する。