Steamでは2015年に英語版がリリースされていた百合アドベンチャーゲーム「その花びらにくちづけを」に日本語と中国語字幕が追加されるアップデートが配信された。配信記念として30%オフのセールも実施されており、7月29日まで686円となっている。
採算が取れなければゲームは売られない
我々にも開発者にも日本のXboxユーザーに届けたいという気持ちはあるのですが、XboxOne版の日本語ローカライズをすると弊社も開発会社も制作費用の採算が取れないのが現状で、そのような経営判断は下せません。新型機の日本市場投入によってこの状況が改善されることを切に願っております。
— インターグロー (@intergrow) 2017年7月20日
PS4ですら売上が厳しそうなタイトルを中心にローカライズしてるところにこれ以上求めるというのは難しい話。某会社の説明を省いてただ一言「売れないから」発言と違って、見捨ててるわけじゃなく今後の市場変化も願っていて相当誠実な対応をしている。
明日は我が身ということで、自分はこれからもSteamで出てくる和ゲーや日本語対応のゲームを少しでも多く開発して、情報共有やレビューを書いて少しでも多くの人の目に留まるようにしていこうと思う。
あともう一つ言いたいことがあるけど、何度もこのblogで言ってるしまた「私怨だ」って言ってコメント欄で突撃されるので言わない(これ自体が余計な一言)。
Humble StoreでShadow Warrior: Special Editionが期間限定で無料配布
1997年に発売されその独特の海外から見た勘違い日本世界感で話題を呼んだFPS「Shadow Warrior」の2013年リメイク版「Shadow Warrior」がHumble Storeにおいて日本時間7月23日午前1時ごろまでの期間限定でSteamキーが無料配布されている。Steamに登録さえすれば半永久的にアカウントに追加されるが、キー有効期限が2週間と決まっており、取得のみして登録は後回しにせず早めに登録しておこう。
入手できるのはSpecial Editionとなっており、ゲーム本体の他武器DLC2本(Serious Sam 3のハンマー、Hotline Miamiの刀)、デジタルアートブック、サントラ、おまけのゲームとして「Viscera Chleaup Detail: Shadow Warrior」(死体や血で汚れた部屋を掃除するゲームのShadow Warrior版)も付属する。
入手方法はHumble StoreのストアページにアクセスしてHumbleのアカウントにログインし、「Add to cart」→「Checkout」→「Get it for free!」とクリックしていけばHumbleのアカウントに登録したメールアドレスにキー取得ページのリンクが載ったメールが届くはず。
どう見ても日本の忍者というより中国の怪しい老人だった主人公ロー・ワンはリメイク版では青年となり、ストーリーも大幅に変わってしまったが、ヤクーザや魔界のデーモンを相手に何時代かよく分からない日本人には馴染みの薄い日本を舞台にして、剣や銃で敵を吹き飛ばすゴア表現や主人公が時折しゃべる独特のユーモアが魅力のFPSとなっている。
日本語にも一応対応しているものの翻訳の精度がかなりイマイチで魅力の一つであるジョークを台無しにしてしまったり、PS4/Xbox One版が発売されたときに追加された高画質版のDirectX 11モードではそもそも日本語にならないという欠点がある。旧版のDirectX 9モード(起動時のモード選択でWindows XPの表記のあるほう)は日本語対応。
非公式日本語化MODの翻訳がかなりよくこちらを使用するのがおすすめだが、こちらを使用してもDirectX 11モードは日本語にならないので注意。
※追記:コメント欄の情報によるとDirectX 11モードでも日本語化可能とのこと(自分では未確認)
Steam版HITMAN (2016) に日本語字幕が追加されるアップデートが配信、日本語音声は8月10日配信予定
どう考えたってバレバレのはずなのに完璧な変装でターゲットに近づき、誰にも悟られず暗殺を行うパーフェクトハゲ「47」となって暗殺を成し遂げていくステルスアクションゲームの最新作「HITMAN」の英語版に日本語字幕が追加されるアップデートが配信されている。
Steam版で確認したところ最終ステージのホッカイドーまですべて日本語化されているようで、ストーリーや目標の確認など英語がわからなくとも通しで最後までプレイ可能である。PS4版やXbox One版でも同様のアップデートが配信されたという情報も聞いたけど、こちらでは実際のところ未確認。
日本語化されているのは字幕のみで、日本語音声に関しては8月10日に無料で配信される予定の日本語音声パックを別途導入する必要がある。現在はまだSteam ストアも開設されていないのでゲーム中から表示しようとしてもストアトップページが表示されるだけで導入はできない。
ちなみに、ホッカイドーステージのドアセキュリティで「通行できません」と表示されるところを「いいえ!!!」とただ一言表示されるのは誤訳でもなんでもありません。ホッカイドーだから仕方ない。カンペキナオトコナンテイナイヨネ
SteamとGOGでJotun: Valhalla Editionがこの週末限定で無料配布。入手すれば半永久的にアカウントに追加
北欧神話を題材にした手書きアニメーションが特徴のアクションアドベンチャーゲーム「Jotun: Valhalla Edition」が新作「Sundered」の発売日が決定したことを記念して、この週末限定でSteamとGOGで無料配布のキャンペーンが実施されている。一度登録すればアカウントに半永久的に追加されて遊べる。
日本語対応、Steam版はトレーディングカードも実装されている。
Stean版の方はストアページで「ゲームをインストール」ボタン、GOG版はストアページで「GET IT HERE」ボタンを押してFREEのまま決済すれば追加されるようになっているが、Steam版の方が何故か1,480円での購入ボタンが残っていてわかりにくいので注意。
スクリーンショット一覧のすぐ下に「Jotun: Valhalla Edition をプレイ」と書かれている方のボタンを押そう。
Steam実績の「5000兆円欲しい」アイコン
2017年4月17日からSteamで配信されている「Blood Feed」というゲームがある。定価498円で現在は一週間セールの249円。
ゲーム自体は四方八方から向かってくる敵を撃つだけのUnity製FPSそのもので、これだけ聞くと誰も興味を示さなそうなよくある古典的なSteam糞ゲーの一つと思われそうだが、全3,001ある実績を解除するまでに10分くらいしかかからず、しかもその実績アイコンというのがフォーラムで希望の画像を募っているというまさにSteam実績マニアやSteamプロフィールを実績アイコンでデコレーションしたいという人にはうってつけすぎるゲームとなっている。
なかでも、実現不可能かつ中途半端な金額とフォントのデザインでインパクトを呼んだ「5000兆円欲しい」の画像が何故か登録されており、スクリーンショットショーケースや作品ショーケースを消費して画像を張り付けなくとも、実績ショーケースで「5000兆円欲しい!」という欲求をアピールすることができる。5000兆円欲しい!
実績数が3,001もあってSteamクライアントのプロフィール編集で貼り付ける際にアイコンを探すのが面倒になるが、Webブラウザ上からSteamコミュニティにログインしてアイコン貼り付け画面まで開いたら「I want 5000 trillion yen」でページ検索をかけてみよう。
GPD WINでSteam版ファイヤープロレスリング ワールド
Steamで早期アクセス版が発売開始されたファイプロ新作「ファイヤープロレスリング ワールド」
5年前のノートPCでも遊べると言われていた通り、Atom Z8700・メモリ4GB搭載の5.5インチ小型PC「GPD WIN」でも常時60fpsで問題なく動作する。2Dゲームだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど。
フルスクリーン表示やコントローラ入力も問題なし。
過去にはワンダースワンとかゲームボーイアドバンスでも携帯ゲーム機版が出ていたけど、久々の新作でかつ携帯して遊べるというSteamとGPD WIN様様な時代だ。